いわつき教室では毎回一人ひとり15分程度の個別課題を行っています。
発達状況や情緒面など、日々のさまざまな状況に合わせて課題を用意しています。
中でも、最近人気があるのは
砂時計付きABCパズルです。
『これからABCパズルを始めます。砂時計が全部下に落ちたらおしまいにします。よーいスタート!』
砂時計をひっくり返すと同時に机の上にバラバラとパズルを広げます。
砂時計が全部下に落ちたら
『はい、おしまーい!ここにお片付けしましょう』
そう言ってパズルを片付けるケースに入れるよう促すと
初めて行った子どもの表情は一瞬にして曇り固まってしまいます。
そこで先生は優しい落ち着いた声で
『今日はここまでよくできたね』
『もっとやりたかったね、また今度やろうね、今日は、ま、いいか』
と言って一緒にパズルを片付けます。
繰り返し行っていく中で
色や数字、順番や規則性に、マイルールがあったり
途中で終わらせるのは嫌だ!と思う子どもたちが
笑顔で「ま、いいか」と言い
終わらせることができるようになっています。
また『今日はここまでできた!』と自分に高評価発言できるようにもなりました。
そして、すごい集中力で砂時計が落ちる前に完成させる場合もあり
わくわくどきどきで楽しめるようになってきています。
さらに、違う場面でも『ま、いいか』と言えるように広がっているようです。
『ま、いいか、、』の練習
教室の毎日
23/08/16 18:11