これを使えば大丈夫というものがなかなか見つかりません。
お子さんによる学び方を模索して、それに合わせた工夫の中で保護者と話し合いながら支援をしています。
読み書き困難のお子さんが宿題を持参して個別指導の課題として一緒に取り組むことがあります。
今回は計算に関する取り組みの一例ついてです。
ひと昔前と違って学校指定のドリル専用のノートがあって使いやすい工夫がなされていますが、お子さんによっては一問ずつ書き込む際に枠の配置や桁がずれてしまう、あるいは書いた自分の文字の字形の乱れにより正しく読みとれず間違えるなど、答えを書くまでに沢山配慮が必要になります。
机のどの位置にどこにドリルを置くか(ビジョン、全体視)何問目の問題をやろうとしているのか(作業記憶や処理スピード、手先の不器用さ)、ノートのどの位置、どの枠に書くのかetc. の環境設定についてはお子さん各々異なります。
それぞれの学び方に対応して、どんな配慮をすればエラーが少なくなるのか、取り組みやすくなるのか、「間違えたけど、もう一回やってみよう」とトライできる気持ちになれるよう、一緒に考えています。
LD、読み書き計算などの学習教材について
教室の毎日
24/05/22 19:24