日吉教室 2歳(男子)発達支援必要 R7.4~利用
【保護者様のご希望】
・スプーンを使えるようになってほしい
※食事の道具としての認識がない
【目標】
・手づかみ食べを減らし、スプーンでご飯を食べれるようになる
【改善状況】
当初は、スプーンを食事の道具として認識しておらず、使い方も分からない状態であった。そのため職員がスプーンで食事をすくい、口に運び、食べるといった一連の動作の練習から取り組むことから始めた。その中で、①食事の道具としての視覚的な認識をする、②スプーンの感覚を知る(口腔内の感覚入力)練習を行なった。認識が出来たことで、スプーンを自分で持ち口に運ぶことが可能となった。また、スプーンの形状も本児の食べやすさを確認しながら保護者様と相談し、柄が太く少し深みのある食べやすいものに変更した。療育内容としても、手指の巧緻性向上を目的とした活動に取り組み、道具操作に必要な指先の基本的な動作の獲得を図ったことで、現在ではスプーンからの食事に慣れ手づかみ食べの回数は減り、スプーンが「食事の道具」という認識が芽生えてきている。保護者様からも「スプーンが食事の道具だとわかってきたみたいです!家でも使えるようになりました!」とお喜びの声を頂いた。しかし未だに食べこぼしが見られるため、今後は自分で口へ運ぶ練習の継続と自分ですくう練習に取り組み、最終的には食事の一連の動作を自立して行えるよう引き続き支援を行なっていく。
🌞 療育改善 (^^)/
さんさんだより
25/07/02 10:07
