理学療法士の栗林です♫
触覚には2種類の系統があるのはご存知ですか?
触覚には原始系と識別系があります💡
原始系は生まれた時からある刺激に対して防衛的に働く感覚。
それに対して識別系はものを様々な感触や素材を分別する感覚です。
発達の段階で識別系が働くようになると原始系の触覚が抑制され触覚防衛反応という反応が出にくくなります💡
しかし触覚過敏と言われる子たちは原始系が働き続け、触覚防衛反応が残存している状態です。
触覚防衛反応が強く残っていると、常になにか危険にさらされているような感覚になり、不安な状態で日常を過ごす感覚になります。
初めての場所を極端に拒否したり
人に触られることを嫌がったり
砂場や粘土を嫌がったりするのも
触覚防衛反応の現れかもしれません⭐
そのような子には識別系を育て感覚統合の面からアプローチしていくことで落ち着くことがあります✨
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柔らかいシュレッダーの細かい紙の中に あらかじめ隠すものを伝え(ここ重要!何もわからない状態だと恐怖感が大きくなります)、
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お子さまの悩み事が根本的に解決できるのが感覚統合です。
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感覚統合
24/09/11 13:20