みなさん、こんにちは。
早速ですが、~11歳までのお子様はさまざまな感覚刺激を経験してもらうことが成長発達を促すといわれています。
感覚統合的には、前庭覚や固有覚、触覚などの刺激をいうわけですが、
その中で今回は固有覚。つまりチカラ加減 や 距離感を知る感覚です。
写真の遊びの中で チカラ加減を知ってもらう ことにつなげています。
両足ジャンプすることで上下の加速などは前庭覚という感覚ですが、その両足ジャンプで目的の場所まで飛ぼうとすると、その感覚は固有覚となります。膝をどれくらい曲げてどれくらいの力(脳で感じる筋肉や関節の感覚)で飛べば、どこに行くかと目安を見通せます。
写真の様にバーを何気に乗り越えて、行ったり来たり。
当たり前のようにしていることでも力加減を知っているからできること。
この感覚は個人差があり、脳内でつかみやすい人、つかみにくい人さまざまです。遊びの中だから、楽しみながらできます。
無理強いすることもなくやりたい人だけしてもらいます。だからうまくいかなくても大丈夫。
その遊びを観察し、ご本人の課題と照らし合わせ、意図的な設定遊びなどにつなげます。
学習も、実は感覚統合がベースに多分な影響を及ぼしているのはご存じではない方が多いと思います。
勉強ができるかどうかより先に、周囲の環境に適応するために感覚統合的な遊びはすごく大事なのです。
両足ジャンプは力加減にも関係します。
教室の毎日
25/06/07 14:43
