こんばんは。
Soluna(ソルナ)です。
今回はご見学の際にもご希望を伺うことが多いSST(ソーシャルスキルトレーニング)について書いていこうと思います。
「集団行動が苦手なんです。」「自分のペースでしか準備ができないんです。」
「自分の話ばかりするんです。」などお悩みはさまざま。
一般的には社会生活や対人関係を円滑に進めるために必要なスキルを身につけるトレーニングとされています。
もう少しかみ砕いて表現すると「TPOに合った行動ができるようになる」「空気を読めるようになる」といったところでしょうか。
ご家庭で「自分より小さい子や女の子、お年寄りには親切にしよう」という
言い聞かせをされているとします。
これはSSTの一環であると我々は考えます。
「教室を走り回ってはいけません」
「なぜ」でしょうか?
この「なぜ」を子どもたちに伝えないことが多いなぁと感じます。
「給食を食べている友達がいるから」
「学習の時間だから」
などきちんと理由を伝えてあげれば理解もできるし同じことで注意をすることも減るはず。
「教室内は走るところではないです」という暗黙のルールだけがあり、守らないと注意を受けるということが多いと感じています。
ソルナでは騒然、雑然とした施設内で走り回ることを容認しません。
しかし「走りたかったらどうしたら良い?」「今は走ってもよい状況?」といった
声かけを行ない、子どもたちが自ら考えて気づくことを大切にしたいと思います。
日常の場面の切り取りでしかありませんが、1対1だけがSSTではありません。
日常の行動に対しての促し方などで積み重ねていけるものではないかと我々は考えます。
Soluna(ソルナ)は専門職が多いことを押し出しがちですが、こういった日常のトレーニングなども積極的に行なっていきます。
この記事を見られて興味を持たれた保護者様。
是非一度ご見学にいらしてください。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)について
教室の毎日
25/02/15 18:40
