こんにちは!LITALICOジュニア西宮教室です。
今回は理学療法士の先生から聞いた【ダンスができるようになるために】について、お伝えさせていただきます!
早速ですが、お子さまは【ダンス】を楽しんでされていますでしょうか?
『楽しんでやっているけど、なんだか手足がバラバラで……』
『最初は頑張っていたけど、最近やりたがらなくて……』
などお困りではないでしょうか?
みなさまは、ダンスは、何ができれば踊れるようになると思いますか?
ダンスに必要な要素として次の2つが挙げられます。
【先生の動きを真似る】
【音楽に合わせて、身体をタイミングよく動かす】
先生の動きを真似することが難しいお子さまや、身体をタイミングよく動かすことが難しいお子さまにとって、ダンスは結構ハードルが高いのです。
では、なぜ先生の動きを真似する事や、身体をタイミングよく動かすことが難しいのでしょうか?
さらに細かい要素に分けると、
【先生の動きを真似る事】
•目で空間的な位置関係を把握する(先生の手の位置を知る)
•自分の身体の位置関係を把握する(自分の手が今どこにあるかを知る)
•身体のバランスを取る(手足を動かすので重心の動きに対応させる)
【音楽のリズムに合わせて身体をタイミングよく動かす】
•耳で音楽を聴いて、身体をリズム良く動かす
•手や足を上手く連動させて、タイミング良く動かす
目・耳・手・足からの情報をすべて集めて、上手に動く必要があるのです!
またこれらを同時にしないといけないので、
目で見て先生の手の位置を把握し【ながら】
自分の手の位置を把握し【ながら】
身体のバランスをとる必要があります。
そして、
音楽を聴き【ながら】
手足をタイミングよく動かす必要があります。
ダンスをするって結構大変である事が、お分かりいただけましたでしょうか?
ここまでは、まだ基本的な所ですので、ダンスの動きが複雑になると、さらに大変になってくると思います。
どの部分でつまづいているのかは、お子さまによって異なります。
まずは何ができて、何ができないのかを分析することが大切です。
そして、できない事に対しては、環境や道具を変えればできるかもしれませんし、練習のやり方を変えればできるかもしれません。
もし、ご興味がありましたら、一緒に考えていきましょう!
【ダンスができるようになるために】
コラム
22/11/13 14:50