こんにちは!LITALICOジュニア梅田教室です。
今回は前回に引き続き、鉛筆やスプーンを上手く操作するために【ご家庭で経験できること】の例をお伝えします。
まずは食事場面です。盛り付けや片付けが簡単ということからお子さま用のワンプレートで食事をしているご家庭も多いと思います。日々忙しい毎日だと思いますが、時間がある日は、ワンプレート以外のお皿を使うと、微細運動の練習にも繋がります。
例えば、お茶碗・平皿・お味噌汁のお椀などがあると、右利きのお子さまは、左手でお皿を持って食べることで、普段使う経験のない左手を使いお皿を傾けるために手首を返す練習が出来ます。
また、小さく深いお皿を使うことで、簡単に自分でご飯を端に集める経験を積むことができます。こうした毎日の経験が手先の運動になるので、無理のない範囲で取り入れてみてください。
さらに掃除の場面でも様々な経験ができます。
前回の『アニマルズウォーク』のように、ぞうきんがけをすることで上半身と下半身の連動性を高めることができます。
また、高いところを掃除するときには背伸びをした状態で上半身を動かすため、体幹を鍛えることができます。ほうきやモップなど道具を操作することで、距離感を掴む経験もできちゃいます。
その他にも、食事をお盆に乗せて運んだり、洗濯物を畳んだり‥お手伝いの場面でも沢山経験できそうですね!年末に向けて、大掃除やお手伝いの中でぜひ【微細運動上達のための経験】を増やしてあげましょう!
微細運動 『鉛筆・スプーンの持ち方④』
コラム
23/01/09 17:12