こんにちは!LITALICOジュニア三宮教室です。
今回は、LITALICOの授業で行っている『指先を使った遊び』の一部をご紹介します!
①はさみやのりを使った工作
季節やお子さまの好きを取り入れた工作を取り入れています!
はさみ:利き手ではさみを持って非利き手で紙を持つという、高度な両手動作が必要なため、苦手なお子さまが多いです。
持ち方を補助したり、はさみを一緒に持って動きを練習したり、紙を持つのを補助したりと、「できた」を導く手助けをすることが自信につながります。
のり:ぬる位置に色を付けて「青色のところだけのりを付けてね」と声掛けしたり、スティックのりの繰り出す量を事前に提示しておくことで、適切な位置に適切な量ののりを塗ることができるようになっていきます。
②折り紙
好きな動物や乗り物の完成品を見てもらい、「これ作るよ」と伝えることで意欲的に取り組んでくれています。
角と角を合わせるのが苦手なお子さまには、合わせる位置に星印を書いておき「星と星をぺったんしてね」と声掛けをしたり、折り目をしっかり付けられないお子さまには、「アイロンするよ~」と両手の人差し指を使ってしっかり折り目を付ける様子を見てもらったりしています。
これらの遊びを通して、様々な手の動きを経験することができ、就学前のお子さまにとって課題となる運筆動作の獲得にも繋がっていきます。
また、以上のような机上で行う微細活動が苦手で、「やりたくない」と回避があるお子さまに対しては、
(1) 本人が遊びたいと思える好きなおもちゃのケースを工夫して、開閉をお子さまにお願いして指先を使う機会を増やす
(2) 電車や恐竜など好きなものが明確なお子さまであれば、『好き』を取り入れた活動にする
などの工夫をしています。
楽しくできる活動を通し、お子さまが「できた」を実感できるようにしていきます。
ご自宅で長時間過ごされる際に、今回ご紹介した微細活動を取り入れてみてください!
◆2023年度 ご利用者さま募集!
LITALICOジュニア三宮教室では、2023年4月からのご利用者さまを募集しています。
興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
やってみよう!【指先を使った遊び】
教室の毎日
22/11/23 11:46