こんにちは！

今回は「お子さま」へのアプローチについて
お話しいたします。

「お子さま」へのアプローチで大事にしているのは、
・「楽しい！」からはじめる
・お子さまに合わせたステップを設定する
・特性に合わせて教材・教具を選ぶ　
です。

大人でもそうだと思いますが、
同じ課題を実施するとしたら、
どうせなら楽しいほうがいいですよね！
ただただやってもらうのではなく、
きちんとお子さまが「楽しい！」と思えるように、
指導員は色々な工夫をします。

課題が楽しくなっても、
難易度がお子さまに合っていなければ
ドーン！と壁にぶつかって、それまでになってしまいます。
そうならないように私たちは、
一人ひとりのお子さまに合わせてステップの設定をします。

例えば、ハサミを使う練習でも、
まずはチョキっと１回で切れる長さの工作にして、
次はチョキチョキっと２回で切れる長さの工作にステップアップして、
２回で切るのは角で曲がってもできるかな…
というように少しずつ難易度を上げていきます。

楽しさや難易度とは別の観点で、
お子さまの特性に合わせた教材・教具を選ぶことも気をつけています。
同じ年齢のお子さまでも手の大きさが違ったり、
得意な手指の動かし方が違ったりします。
同じ字の練習でも形で見せるのがいいか、
「ここでくるん」のように言葉のイメージで伝えるのか…
同じ難易度の課題でも特性によって教材・教具でたくさんの工夫ができます。

「お子さま」へのアプローチは本当に奥が深いです。
そのため、私たちは自分たちの専門性を高めるために
日々、研鑽を積んでおります。

お読みいただきありがとうございました。

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