こういうのは本当に恥ずかしいです・・・。
今から23年ほど前に無認可作業所で9年間働いていました。皆、最重度の方ばかりで、あまりの元気よさに、 職員はついていけず、次々と辞め、あるいは病院送りにされたりする事業所でした。
その時に、様々な支援法にあたり、最も有効だったのがTEACCHプログラム(厳密には支援法ではなく理念ですが)と応用行動分析(ABA)でした。
利用者が、どんどん変わっていくのです。行動問題の嵐だった事業所が、仕事に向かう集団に、油断するとヤラレルような雰囲気から、ほのぼのした雰囲気に変わっていき、仕事がなくなると求めるようになっていったのです。
私はその時に、障がいが重いとか関係なく期待に応えたい、何かやりたい、(所属の欲求)、そして認められたい自己尊厳という想いは誰にでもあって、それに応えようと必死なのだと。ただ、認知のずれなどがあって、誤解を受けてしまうことが多々るのだと。
皆のやる気や能力を引き出すことができるかは支援する人次第なのだと思うようになりました。
なので、どうすればその能力が生かされるのかをいつも考えてしまうのです。
少しでも、その子が笑顔になるように、その笑顔が続けられるように。
そうしていくことで、御家族もまた笑顔になり、職員も笑顔になり、私の周りはほのぼのした笑顔であふれていくのではないかなと思っています。
管理者兼児童発達支援管理責任者の紹介
日々雑感
18/08/07 13:10