今回は『自閉症スペクトラムとは?』についてご紹介します。
【名称】
・自閉症スペクトラム障がい(ASD)
・自閉スペクトラム症
【特性】
・コミュニケーションがうまく取れない
・人との関わりが苦手
・こだわりがある
→物の配置、物事の順番、勝敗、自分のやり方への強い固執、興味や関心の極端な偏りなどを指します。こだわりの程度や種類はひとり一人異なります。
他にも、手先が不器用、感覚刺激に過敏・鈍いなどの特性が見られることもあります。
この障がいは生まれつきの脳の機能になんらかの不具合があるために起こるものと言われており、親のしつけや育て方、本人の性格とは無関係であることが分かっています。
脳の機能の不具合によって起こる障がいであるため完全に治るということはなく、対人関係や社会性の困難に対する配慮と、本人の特性にあった環境調整や療育・教育によって、症状の改善や発達の促進が期待できます。
では、自閉症スペクトラム障がいの子どもにはどのような対応方法が良いのかをご紹介します。
【言葉での説明が伝わりづらい】
抽象的な言葉や言い回しの理解が難しく、注意の切り替えができなかったり、複数のことを同時にすることが苦手です。「手を洗ってから、おやつを食べる」といった2つのことを一度に伝えようとすると、言葉を聞き逃してしまいます。
『対応方法』
・短い文章で1つずつ伝える
・注意をひいてから伝える
・具体的な言葉で伝える
・視覚的に伝える
【時間を守ることが苦手】
時間など目に見えない概念を理解することが不得意で、予定がいつ始まって、いつ終わるのかが分からないことで不安を感じることがあります。
『対応方法』
・いつ、なにをするか作業の見通しを伝える
・タイマーなど、視覚的に伝える
【相手の気持ちや表情・身振り手振りが分からない】
表情や身振り手振り、視線などから、相手の状況を読むことや気持ちを理解することが不得意です。結果的に友だちを意図せず傷つけたり、集団行動を乱してしまうことがあります。
『対応方法』
・表情だけではなく、言葉や動作なども交えて伝える
・あれ、それなどの代名詞は避ける
・ルールや指示は分かりやすく伝える
【光や音、温度、匂いなどに過敏に反応する(感覚過敏)】
感覚過敏のある子どもは、音や温度、匂い、光など、感覚刺激に敏感に反応します。過敏な感覚がパニックやかんしゃくを引き起こす原因になることもあります。又、痛みなどには鈍感な子どももいます。
『対応方法』
・装飾のない静かな環境を用意する
・音や光など、感覚刺激の原因になるものを少なくする
・騒がしい場所ではイヤマフや耳栓、フードをかぶる
「1つのことに集中して取り組むことができる」「行動力がある」など特性を個性と捉え、親や周囲の人が特性を理解し褒める機会を増やし、自信を感じやすい接し方をすることで達成感や安心感を得ることができます。
《引用元》
https://life.litalico.jp/hattatsu/developmental_disorder/
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自閉症スペクトラムとは☆彡
教室の毎日
23/12/19 07:58