こんにちは。
Study*Caféの指導員の松山です。
今日は、最近子どもたちが遊んでいるカードゲームを紹介させていただきます。
今回紹介させていただくのは『ラブレター』
基本8種類のカードを使って相手を脱落させていき、最後まで残ったら勝ち!という比較的わかりやすいカードゲームです。
最初にそれぞれカードを1枚ずつ配り、自分の番になったら1枚引いてどちらかを場に出します。出されたカードはそれぞれ固有の効果があり、相手を脱落させるカードもあれば自分が脱落するカードもあります。カードの枚数が均等ではないため、運要素が強いゲームです。
なぜこのゲームを用いているかというと、「楽しむこと」は大前提ですが、子どもたちが「順番を守る事ができるようになる」「異年齢の子と一緒に遊ぶ事ができる」「カードの残り枚数を把握し、勝負に勝つ手段を考える」という目的があります。
また、休憩タイムでは、ほとんど『大富豪』と『人狼』しかやっていなかった事もあり、「もっといろいろな遊びをしてほしい」という思いもありました。
では、実際に『ラブレター』を用いた時の様子をご紹介します。
ゲーム名を聞いた子どもたちは「告白するの?」「手紙の方しか思い浮かばない!」といった反応があり、それだけで面白かったです。入ったばかりの指導員としては、会話のきっかけになったのでありがたかったです。(笑)
しかし、実際にやってみると小学生~中学生のお子さんの中でハマった子が出てきました。
ゲームのルールはシンプルで、『相手を脱落させて最後まで残ること』が目的です。
他のカードゲームの中で、運要素が強いため、年齢に関係なく勝ったり負けたり繰り返すのが、子どもたちが受け入れている理由かもしれません。
また、このゲームの特徴としてあまり話さなくてもできる事から、話すのが苦手な子も参加しやすいのかも……?
『カードゲーム』や『ボードゲーム』を子どもたちとする一番の目的は「一緒に楽しむ事」かな、と考えています。ただ、ゲームを通して子どもたちの課題などが垣間見える時もあります。
「順番を飛ばしてしまう子」
「悔しくて感情的になってしまう子」
など、普段の生活からは見え辛い課題を把握するいい機会でもあると思います。
その行動が出てしまった時、子どもだけではトラブルに発展しかねない時もあります。
その際に、どのように対処すればいいのかを実際に行いながら、一緒に学んでいます。
今後もいろいろなゲームを用いて楽しみながら、子どもたちの課題を見つけていきたいと思います。
休憩時間の遊び 『ラブレター(カードゲーム)』
教室の毎日
20/11/13 10:45