ありがとうございます。
小学6年生のRくん。
明るくてとても優しく素敵なRくんですが、最近はテンションが高く、ついついふざけ過ぎて注意を受けることがあります。
その度に「もうやりません!」って宣言してくれるんだけど、すぐにまた繰り返しちゃう…。
私は彼に、自分でよく考えて行動するよう、日頃から伝えています。
先日、お友達のKくんの自己紹介カードを作って、それがあたかもその子が自分で作成したかのように振る舞い、別のお友達に渡そうとしていました。
渡す前に、Kくんのことをよく考えた上で、渡すかどうするか考えるよう伝えていましたが、彼は結局それを「Kくんが書いたよ!」と別のお友達に嘘を付いて渡したのです。
するとそれを渡されたお友達は、すぐにそれがRくんの嘘だと気付き、嘘をつかれたこと、そして、その事実をKくんが聞いたら嫌な気持ちになるんじゃないかという想いから、「なんで嘘を付くんだ!」と怒ってしまいました。
"きっと一緒に笑ってくれる"
そう思っていたところ、予想外の反応を見せたお友達に、びっくりしたのと後悔とで涙を流すRくん。
私の側にそっと寄ってきて、「まだ怒ってるかなぁ。許してくれないかなぁ」とソワソワ。
でもこれも自分でやってしまった行動の結果。
よく考えて彼は、自分から謝ることを決意。
私は決断した彼を、陰から少しだけサポート…。
なんだかんだで2人は仲直りしたわけですが、Rくんにとって苦い体験も、お友達の気持ちに気付くための素敵な経験に繋がったのではないかと、私は信じています。
言葉で伝えるよりも、経験することが大事だな、なんて思わされるような出来事でした。
ありがとうございます。
スタッフの支援日記71
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24/07/05 22:04