私には大学生と高校生の息子がいますが、彼らが小さかった頃は、UNOや水道管ゲーム、ブロックスやカタン、カルカソンヌといったカードゲームやボードゲーム、いわゆるアナログゲームを家族でかなりやりこみました。
これらのゲームの良いところは単純にルールを守るというだけでなく、状況を理解したり、相手とコミュニケーションを取りながら進めていったり、ときには自分が有利になるように相手の嫌がることをしたりと様々な力が養われるところです。(相手の嫌がることを考えるのが得意になるのは困りものですが…)
こうした遊びを続けてきた息子たちがどうなったかというと、二人とも思春期になっても比較的何でも母親の私に話してくれる子になりました。もちろん秘密もあるでしょうが、進路や部活、友達のことなど、自分がどう思ったか、周りはどうしているのかなど、周囲の状況をよく見て考え行動できるようになっていると感心することも多く、アナログゲームで鍛えられた部分が大きかったのではないかと思っています。
SEDスクールでは、子どもたちの発達に応じて、こうしたアナログゲームも療育の中に取り入れています。順番やルールを守ること、言葉でのコミュニケーション力や力加減のコントロールなど、同じゲームでも遊び方を工夫することで様々な力を育てることができます。また、負けるのがとにかく嫌というお子さんも、指導員と勝ったり負けたりという経験を繰り返す中で、小さな負けも「ま、いいか」と少しずつ受け止められるようになっています。
写真でご紹介したものはほんの一例ですが、私たちはこうした遊びを通してできることを増やしていけるように、自信をつけていけるように、と意識しながら療育にあたっています。ご相談いただければ、他にもおすすめのゲームを紹介させていただきます。いつでも気軽にお声がけください。アナログゲームは決して特別なものではありません。スマホやテレビゲームは少し横に置いて、ご家庭でお子さんと一緒にコミュニケーションを取る時間を作ってみませんか? (ようこ先生)
※無料体験会のご案内
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「アナログ」のすすめ ?!
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19/08/13 14:31