みなさんこんにちは。
またまた立て続けに書きます。
SEDスクールの療育の土台づくりとして”生活リズムの調整”を掲げています。
写真がその記録の例示です。
睡眠って大事なのはわかるけど・・・と思われがちです。
睡眠~生活リズムに注目していくことで思わぬ効果を得ることがあります。
具体的には写真のようにご利用者の保護者の方に2週間分の睡眠の記録を書いてもらいます。
弊社の顧問である三池 輝久先生(熊本大学名誉教諭 小児科医)にその記録を診て頂きアドバイスをいただきます。
その内容をもとにお子さまの生活状況などのご相談を保護者さまにさせていただく内容です。
実例としてあったのは、三池先生から、”就学の生活に向けて睡眠リズムのより改善を”と指摘を受けたお母さま。そのアドバイスに第一声は、「わかってますよ。そりゃわかってます。でもね・・・」でした。
当方からは三池先生のアドバイスをもとにお母さまと相談。ご主人のお仕事の時間、お母様のお仕事や家事のご事情、などを鑑みたうえで”今できること”から、お母様にお取組いただきました。
相談の結果「30分の前倒し」。家事や夕食、入浴など、可能な限り30分の前倒しを図っていただき、入眠時間を早めました。お母さまやご主人のご理解ご協力、ご尽力に感謝です。
お取組いただいて数カ月経過したある日、お母様からご報告がありました。
「今日、クラスのお友達のお母さんから言われたんです『〇〇くん、最近、気持ちや行動の切り替えが早くなったね』って。確かに最近ぐずることも減ったしね」とのこと。
適正な睡眠時間確保がもたらした、情緒の安定に繋がった事例です。
お母様もそのことを実感されていました。
様々な状況下で睡眠時間や生活リズムの調整が難しい場合もあります。
お子様によっては寝つきが悪いこともあると考えられます。
他方、睡眠が及ぼす影響は、お子様の発達には外せない要素です。
睡眠や生活リズムが大事であることは、皆さんご存知かと思います。
だからこそ、改めてその部分にはたらきかけることで、お子様の発達にプラスになることをお手伝いさせていただければと考えています。
睡眠の影響
睡眠と生活リズム
21/06/18 11:55