皆さんこんにちは。
いよいよ、暑くなってきましたね(^_^;)
熱中症には気を付けていきましょう。

さて、本日もいイベントのブログです。
先にSEDスクールJR吹田駅前のイベントの目的は　個別の関わりから集団への適応　とねらっています。
本日もそのような光景が見れて、企画した私としては本当に大満足しました。

固有感覚という筋肉や関節を使う際の感覚をしってもらうためのイベントをしました。この固有感覚はほとんど意識することはない感覚なのですが、ここの入力を正確にキャッチ出来ていたならば、力の入れ具合や身体の動かし方が上手になります。生活に関連したことでいうならば、水をコップにつぎ込むときにうまくつげたり、シャツのボタンを鏡を見ずに留め外しできたりと・・・様々なところで固有覚がわかることで便利に生活できています。
ここがうまくキャッチできないと、視覚で補う行為が増えますので出来る経験も限られてきます。

さて、本日の皆さんの様子は・・・
職員からは強い誘導はせず、迷っていたら、お声がけはします。
できるだけ、自発的にその運動に取り組めるように設定しておいたら、どんどん取り組んでくださいました。
最初は誘っても「やらない」と言っていた女の子も、
他児を見て楽しそうと感じた様子で、近くに寄ってきて再度誘ったらとりくんでくださいました。　ほんの少しだけ手助けしたら、出来た時にはドヤ顔( ｀ー´)ノ
何度も何度もその後も取り組んでいました。

他児からの影響は大きいです(^_^;)
わたしたちが誘わなくても本児たちが自分でやることを選択する。
その意欲に少し補助することで、できなかったことができるようになりました。
できることが少し増えただけでも、お子さまの普段の周りの景色は変わるはず。
興味を示さなかった遊具などにもチャレンジすることは想像できます。

このように、集団の中で当初は関わりは無いけれど、他児の影響をうけることで未経験のことにチャレンジすれば、その後は他児との関わりにも関心がでてくるのではないか。集団での活動はそこから・・・つまり、自分もできることが増え、他児と遊ぶことに関心ができることを培うことが大切だと感じています。
今日はその芽生えがたくさんがみられて、本当にうれしかったです。