評価日:2024/05/20
事業所における自己評価
環境・体制整備
職員の配置数は適切であるか
はい
安全面を第一に規定数以上の人数で指導員を配置。質の高い療育を目指している。
事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切になされているか
どちらでもない
事業所は2階でエレベーターはなく階段。訓練室は柱等で死角はなくすべてが見渡せるようになっている。
利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか
はい
都の規定の標準面積よりも広く訓練室をとって支援を行っている
業務改善
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか
はい
スタッフの担当業務ごと、定期的な会議体を設け、それぞれ情報の共有や業務の改善点などについても意識して話し合いを行っている。
保護者等向け評価表を活用する等によりアンケート調査を実施して保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか
はい
平成30年度から保護者評価を公開している。契約時に各区に設けられた意見窓口の共有と共に事業所内でもメールや連絡帳で意向を伝えやすい環境を整えている。必要に応じて事業所内相談支援や家庭支援の方を行っている。
この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか
はい
評価結果による改善点や内容の変更については、メールや月刊のニュスレター等で公開を行っている。
第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか
はい
平成30年度に第三者外部評価を実施。福ナビにて掲載されている。
職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか
はい
スタッフ研修日を設けたり、外部の研修やトレーニングを取り入れている。令和5年度は支援学校高等部主催の説明会に参加し、事業所に通う利用者の高等教育とその後の進路(就職)について学ぶ機会を設けた。
適切な支援の提供
平日、休日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定して支援しているか
はい
療育支援カレンダーを作り、月、週のテーマを分かりやすく伝え実践している。土日・祝日・長期休みにおいては活動内容の詳細を伝えることで利用者が参加しやすいよう努めている。
ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか
はい
「児童発達支援の提供すべき支援」の「発達支援」、「家族支援」、「地域支援」で示す支援内容を視野に、計画は児童発達支援管理責任者の中心のもと、療育にあたるすべての指導員と共に療育会議を定期的に設定し、個別支援を話し合っている。「発達支援」を中心に具体的な支援目標や内容を決めて行われている。令和6年度は報酬改定が行われ支援について国、自治体の主に沿った形で行っている。
定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断しているか
はい
毎年3・4月、9・10月にモニタリングを行い、個別支援計画の更新を行っている。モニタリングではこちらの報告と共に、利用者からの相談支援も行っている。
日々の支援に関して正しく記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか
はい
訓練中に個々の利用者の連絡ファイル(サービス提供記録)にて記録を付け、利用者側、事業所側でファイリングをしている。モニタリングやケース会議の際には必ず見返し支援方法について話し合いのベースとしている。
支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか
はい
日々の支援の中で気付いたことは当日中にスタッフ間で共有できるような環境を整え、次につなげられるよう工夫している。また業務記録、日報をつけ、翌日の定例会にて共有を行っている。
支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか
はい
午前中に常勤者による打ち合わせを行ったのち、午後に非常勤も含めた会議を行っている。
子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を作成しているか
はい
主に「個別活動」に注力した計画を作成。少人数且つ集団ならではの施設の利点を生かした形で、毎日全員がそろってから集団療育を行っている。
活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか
はい
指導員の職務や資格をいかしたプログラムを作り多様化するよう心掛けている。
活動プログラムの立案をチームで行っているか
はい
指導員の職務や資格をいかしたプログラムを作り多様化するよう心掛けている。令和5年度は音楽の専門スタッフによる音楽療法を長期休み中心に行った。
子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか
はい
多岐に分かれてしまいがちな子どもの情報や分析についてこれまで用いていたアセスメントシートを見直し一元化できるよう改修している
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、放課後等デイサービス計画を作成しているか
はい
保護者と事業所のコミュニケーションを円滑に行い、利用者側のニーズは日々取り入れ支援へとつなげている
関係機関や保護者との連携
医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医等と連絡体制を整えているか
どちらでもない
医療的ケア児の受け入れは現状ない
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレント・トレーニング等の支援を行っているか
どちらでもない
利用者の保護者の求めに応じプログラムの案内(民間や行政により支援)等を個別に行っている。
日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか
はい
通所日はその日の利用者の様子を細かく伝えるための連絡帳を使って保護者とのコミュニケーションをとっている。
(地域自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか
いいえ
令和5年度は11月に自治体の協議会へ参加。その他支援学校が開催する会議等へも積極的に参加している。
放課後児童クラブや児童館との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか
どちらでもない
事業所全体としての交流会は持っていないが、各利用者の支援の一貫として当該児童の学校にある学童クラブには必要に応じて交流が持てるよう活動機会をつくっている。
学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障害福祉サービス事業所等へ移行する場合、それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか
はい
まだ対象者が過去1人しかいないがその準備はある。
就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報共有と相互理解に努めているか
はい
必要に応じて情報共有しており、適宜電話や訪問などを行うことがある。その場合は保護者へ事前連絡をし許可をとることとしている。
学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時刻の確認等)、連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか
はい
通所利用者の学校や担任教諭とは必要に応じ適宜連絡をとっており、年度初めに各校の年間行事予定表の把握している。また週間、月次での下校時間含むスケジュールを共有してもらっている。連絡調整については「緊急連絡先」をファイルでまとめておりすぐに対応がとれるようにしている。
障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか
はい
児童発達支援管理責任者、保育士、公認心理師、などが参画している。
児童発達支援センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか
はい
必要に応じて電話などで助言を受けている。また発達障害者支援センター主催の研修も適宜参加している。
保護者等への説明責任等
定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか
はい
ニュースレターを毎月発行している。
事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか
はい
姉妹校との交流会や地域に住むボランティアスタッフなど招き入れる体制がある
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか
はい
個々の特性を見て対応、また家庭環境、保護者側のレスパイトケア等も配慮している。
個人情報に十分注意しているか
はい
個人情報についてはデータ化されたものは暗号化、また書類は鍵のかかる棚に保管されている
子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
はい
意見、苦情についての連絡先一覧を訓練室に掲示。また対応体制についても整備している。
父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか
どちらでもない
過去に保護者会は実施しているが保護者会は数年行っていない。ハイブリッド方式で参加できる(zoom等)方法も検討し、年度内には保護者会の開催を検討している。
保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか
はい
児発管ほか、保育士や心理師などの専門員が必要に応じて相談に応じている。
運営規程、支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか
はい
契約時の重要事項説明書内で明言し、都度質問にも答えている。令和6年度は報酬改定もあり変更された利用者負担については別途通知を出している。
非常時の対応
緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、職員や保護者に周知しているか
はい
各カテゴリーでマニュアルの策定がある。緊急時対応マニュアルについては契約時に重点的に説明を行っている。またスタッフ間でもそれを共有している。訓練も行っている。
非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか
はい
年に2回防災訓練を行っている。
虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか
はい
虐待防止に対する指導員の意識はチェックシートを使い、会議等の議題としても設け定期的に確認を行っている。外部研修についても参加できる機会を周知してる。
どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、放課後等デイサービス計画に記載しているか
どちらでもない
”やむを得ない状況”が起こると予想される利用者の対応ついては事前に保護者からの聞き取り、申し入れに準じて行っている。また契約時の重要事項説明の中で説明できるようにしている。
食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか
どちらでもない
食物アレルギーについては利用者に事前提出してもらうチェック表にて把握。
ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか
はい
ヒヤリハットの事例のファイルを設け指導員の共有事項として日々周知を行っている。ヒヤリハットの研修も行った。
これまでのサービス自己評価
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施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。