こんにちは、吉田です。
夏が過ぎ去り、涼しくなってきたと思ったら、朝晩の寒さに
秋の気配を感じるようになりましたね。
日中との寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期かと思います。
体温調節できる衣服を身につけ、規則正しい生活を心がけようと
改めて思う今日この頃です。
さて、今週はジュニアの生活プログラムで行っている
ひも課題「機織り(はたおり)」をご紹介します。
この機織り、4月に一度行っていました。
新しく取り入れたものだったので、子ども達も興味津々で、
集中して行ってくれたプログラムです。
今回の機織りは、丸い段ボールにたて糸を張り、お子様にあった太さのひもを
上、下、上、下…と交互にたて糸に通していきます。
この作業、一見簡単そうに見えますが、意外と難しいんです。
ポイントとしては
・ひもの持ち方
・ひもの持ちかえ(手指の巧緻性)
・ひもを持っていない方の手の位置(手指の協応)
・たて糸の上下にひもを通すボディーイメージや空間認知
・力加減
等があります。
説明を聞き「楽しそう!」とやる気いっぱいに取り組む子ども達。
しかし……うーん、あれ…?
なかなか上手くいきません。
たて糸の上と下を通すためには、まずじっくりとひもの位置を確認し、
次にたて糸の上下どちらに通すのかを考えなくてはいけません。
そして、狭いたて糸の間を、たて糸とひもの先を掴み、通し、ひもを引っ張り出す…
更には、引っ張るひもの力が強すぎてしまうと、どんどん身が詰まったように縮んでしまい、
なかなか大きくなっていきません。
ひとつの作品を完成させるだけでも、このようにたくさんのポイントを
クリアしていかなければいけないんですね。
始めは苦戦していた子ども達も、後半にいくにつれて少しずつ慣れてきて
コースターほどの大きさに完成させることができました。
形を四角にしてみたり、ひもの太さや色を途中で変えてみたり。
アレンジも可能な機織りに、皆さんも是非、チャレンジしてみてください♪
【生活P】機織り
教室の毎日
20/10/06 11:26