…始めにお伝えします。今回、長いです笑…
先日、久しぶりにあったかいデイ花畑へ遊びに行ったときのこと。
「今日の予定」に「ハンドクラップ30分」という謎の言葉が。
「筋トレだよ」とは聞かされていましたが、
始める前はナメナメにナメきっていました。
いざ始まると、
「たーたらたーたらたーたらたらたら…」
と、なんとも癖になる前奏が鳴り始まり
一斉に子どももスタッフも踊り始めました。
…30分後…
噴水のように噴き出す汗。
荒々しいまま止まることのない息切れ。
そう。
これが、私とハンドクラップとの初めての出会い。
「これしかない。」
当時の私の頭の中は、それ一択でした。
写真は、来月(11月)のカレンダーです。
よく見ていただくと、「11月の活動」と書いてあります。
各曜日欄には、毎日異なる活動内容が書かれています。
これは、あったかいデイ東向島の内部の者(スタッフ)しか知らない極秘の用紙です。
今回は特別にこちらに公開させて頂きます。
一体どこが極秘なのか。
実は、ここに書かれている活動内容は
スタッフ以外の人には全く伝えていません。
子どもたちにも、保護者の皆さんにもです。
あったかいデイ東向島では、何度かお話ししている通り「個別活動」に力を入れています。
でも、「集団」でしか得られないこともありますよね。
これだけ「個別外出!」とか「個別〜」「個別〜」とか言ってるあったかいデイ東向島も、定期的に集団活動を取り入れています。
11月も
・おやつづくり
・グループ外出
・創作活動
・大縄跳び
・簡単ゲーム
・避難訓練
などを実施する予定です。
その他にも、個別で取り組めるような活動が、写真のカレンダーには書かれています。
しかし、
実際に皆さんに事前にお知らせしている活動は、外出と代金のかかる
・グループ外出
・リースづくり
この2つだけ。
その他の活動は、当日に子どもたちに伝えて活動しています。
なぜ、当日に伝えるのか。
なぜ、事前に伝えないのか。
いくつか理由はありますが
①「中止」や「変更」という言葉を無くすため
事前にお伝えする活動が、天候や利用人数・当日の状況によっては実施困難となることがあります。
そうなった場合、1番打撃を受けるのは子どもたちです。
「動物園」に行く気で来たけど雨なので中止。
「おやつづくり」やる気満々で来たけどフロア内落ち着かず実施困難。
確かに、「急な予定変更への対応」はとても大切なことです。
でも、それよりも「イライラ」や「パニック」の原因を除去したり、子どもが落ち着ける環境を作ることが大切なのではないかな。と思います。
スタッフが「子どもに注意(叱るとかの意味)をしない環境」を作りたいですし、それが我々の仕事です。
②個別の先にある集団
放課後や休日に「やりたいこと」なんて十人十色ですし、毎日異なります。
それなのに、こちらで勝手に「やること」を事前に大人だけで決めたくないのです。
なので、カレンダーに書いてある活動内容は
当日、子どもたちとの話し合いで平気で変わったりします。
でも、それが狙いだったりもします。
今日は「大学芋づくりの日」
「違うのがいいよ〜」
「芋けんぴが好き〜」
「でも今日のメンバーみんな食べるならスイートポテトの方が下級生も食べやすそう」
など。
実際に、活動内容を決めるとき、こんな会話が子どもたち同士で出来たりします。
・自分の気持ちを伝える
・相手のことを考える
・みんなと話し合う
こんな会話が自然と出来る場面に遭遇すると、感動ものです。
③「やらない」という選択肢
決まった活動に参加するか参加しないか。
あったかいデイ東向島では、これも強制しません。
「おやつづくり」の日だけど本当にやりたくない。
人が集まってるから騒がしい。
「工作」ってなんか恥ずかしいからやりたくない。
小学1年生〜高校3年生までが集まる場です。
色々な考えがあって当然です。
だから、促しはしても無理強いはしません。
では、参加しなかったらその時間は何をしているのか。
本人の「やりたいこと」をします。
それが、漫画を読みたいのか絵を描きたいのかシャボン玉をしたいのか公園に行きたいのか、何かはわかりません。
でも、あったかいデイ東向島にいる時間は放課後や休日なので、やることを決める権利は子どもたちにあると思います。
でも、パソコンに関してはスタッフが管理をしています。
↑この話は、ブログがまだまだ長引きそうなので後ほど。
でも、それだけ自由に参加不参加を決めさせてたら誰も参加しないのでは…?
まだまだ書き続けたいのですが
つづきは来週の木曜日に。
by.明日は車の免許更新でなんだかモヤモヤな気持ちの若目田
ちょこっと極秘情報を…
教室の毎日
19/10/24 22:35