こんにちは。
シードリーフ神栖です。
本日の集団活動は午前中は「ハイハイ競争」を行いました。
コーンを回って戻ってきたり、トンネルをくぐったりしながら楽しく活動しました。
午後は「射的」を行いました。
射的は人気の集団活動ですが、上手に的を狙って打っていました。最高は10個中6個の的に当てることができました。
シードリーフでは言語聴覚士による個別の訓練も行っております。
今回は、発話がみられない状態での「ちょうだい」のやり取りにおけるポイントを少し書きます。
たとえば、子どもが大好きなパズルをしていたとします。
保護者の方は何個かパズルを手に持って下さい。
すると子どもはパズルが無いことに気付き探します。持っていることを見られても少し渡さずにいて下さい。(ずっと渡さないことや、怒ってしまうようなら逆効果なのでやめて下さい)
子どもから何らかのアクションがあったら、「ちょうだいは?」と言いながらサインをみせます。もし模倣できるのであれば、それは発話に繋がる重要なアクションにもなります。
ちょうだいのサインができたら渡します。(できたらいっぱい大げさに褒めてあげて下さい。)
このようなやり取りをたまに入れながら繰り返していると、子どもから意思表示としてやってくれるようになったりもします。
このやり取りは、自分ー物の関係から自分ー物ー他者との関わりのきっかけにもなります。欲しい物をすぐに渡してあげたい気持ちもありますが、ワンテンポおいてから渡したりして関わっていただくと良いと思います。
模倣が逆になってしまう場合は、子どもと並んでサインを見せてあげるか、ご兄弟など他者がやっている様子を見せてあげるのも効果的です。よくバイバイが逆手になってしまうこともありますが、それは見たままを真似ている為だと考えられます。
質問等がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
療育の様子(射的)
教室の毎日
24/10/24 17:19