管理者の小浜です。
「同じ失敗を繰り返してしまう」「何回言われてもなかなか理解できない」など、社会生活をする上で、生きづらい思いをする人がたくさんいると思います。たとえ、療育手帳等持っておらず、法的に障がい者でなくても。特に変化が激しい現代社会においては、そのことで大変な苦労をされている方も多いのではないでしょうか。
僕もその一人です。小さい時から色々な経験をする中で、「生きづらく」感じたこともあって、「どうすればみんなが生きやすい社会をつくれるのか?」と疑問に思ったことが、大学で福祉を専攻するきっかけでした。
営業等、一般企業で色々な経験を積み、縁があって、大阪市内で児童デイサービスの立ち上げにかかわることになりました。1年半ほどがむしゃらに働く中で、何とか軌道に乗せることができ、そこのカラーは何かと?考え出した頃、自分の支援・指導スキルの未熟さを感じるようになりました。またまた縁があって、スキルアップできる機会として、大学時代に取得した教員免許を活かして特別支援学校で常勤講師として丸3年、中学部の子どもたちの指導に関わることになりました。任期満了後、NPO法人規公会にて、サステイナブルな組織づくりのための次の事業として、「ばうむくうへん」を立ち上げることにしました。
元々児童デイサービスだったのが、法改正で児童発達支援・放課後等デイサービスに変わってから事業所数がうなぎ上りに増えた中、敢えてこの分野で開設したのには、これまでの僕の福祉・教育両面の経験を活かせるという強みがあります。しかし、一番の理由は、「どうすればみんなが生きやすい社会をつくれるのか?」を考える上で、子どもたちに様々な選択肢を提供して、少しでも「生きづらさ」を感じず、自分のいいところを伸ばしながら成長して社会を担う一員になってほしいとの思いがあるからです。
NPO法人規公会は、大学時代の先輩が立ち上げ、立ち上げの際から、今まで協力してくださった方々との縁で成り立ってきました。ばうむくうへんも、僕とその先輩との縁から立ち上げるに至った経緯があります。
今では、元々僕が立ち上げに関わった児童デイサービスとも提携しながら、ノウハウの共有等お互いが切磋琢磨してより良いサービスを提供できるよう努めています。
ここまで読んでお気づきになったかもしれませんが、これまでやってこれたのは周りのみんなのおかげ、すなわち「縁」のおかげといっても過言ではないと思います。
もってるよさをのびのびのばすみんなのばうむくうへん
ここに集まるみんなが、大人も子どもも、お互いのいいところを吸収しあって成長できる場にしていきたいと思っています。
僕自身上で述べたように色々と至らぬ点はありますが、スタッフ一同、一丸となり、「自分だったらこうされたい」ということをお互い考え、学びながら精進してまいりますので、宜しくお願いします。
ばうむくうへんの思い
ばうむくうへんとは?
18/01/16 17:23