こんにちは!
こぱんはうすさくら春日部武里教室のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
児発管の千葉です!
先日、スタッフがボランティアで活動しているバリアフリービクスが教室のすぐ近くで開催されるということでお誘いをいただき、みんなで参加してきました。
バリアフリービクスとは、障害者と健常者がともに汗を流しコミュニケーションを育むことが出来る新しいフィットネスとのことで、障がいを取り除くのではなく、「すべての人が一緒に楽しみ、コミュニケーションを育むことができる」という考えに基づき行われているそうです。
活動の方はというと、まず、普段はなかなか自由に走り回れない体育館に子供たちは大はしゃぎ(笑)
学校でも集会とか授業でつかうところですからね。
インストラクターの先生の掛け声にあわせてバリアフリービクスが始まり、先生の動きを真似しながら一生懸命に頑張る子どもたちを見ていると、なんと普段の教室での活動ではなかなかダンスに参加しない男の子が最前列で踊ってるんです!
これはすごいと思って、先生の声掛けに注意して観察していると、やはりというべきか、さすがというべきか、とってもシンプルなんですよね。
我々人間って、考えることがいっぱいあるから、伝えるときもより分かりやすく伝えようとしてたくさん伝えてしまうんですよね。
「これからお外に行くからトイレに行きたくなったときに近くにトイレがないかもしれないでしょう?だから今のうちにトイレに行っておきなさい!」というような感じに。
特に発達障害を持っている子でも、特に聴く力に困難がある子にはなるべくシンプルに伝える。療育の基本ですもんね。
上の例でいうと「トイレに行きます」でいいんですよね。
我々も当然普段の療育から意識をして声掛けを行ってはいますが、それでもこうやって教室で出来ていなかったことが別の場所で声掛けが少し違うだけで出来るというのは教室にとっても新たな刺激になりました。
なにより、活動に上手に参加出来て、達成感を味わったり、先生たちにたくさん褒めてもらったりを体験すると子どもたちってめちゃくちゃ伸びます。その経験がここで出来たことに感謝です!
ご時世的なこともありますが、こうやって教室の外に出て活動する事、いろんな人とコミュニケーションをとることの重要性を改めて感じることが出来た1日でした。
バリアフリービクス
その他のイベント
22/07/05 10:45