こんにちは!いつもこぱんはうすさくら春日部武里教室のブログをご覧いただきありがとうございます。児発管の千葉です!!
タイトルにある通り、本日は共通認識・共通行動の大切さについてお話します。
この言葉はもともと教員時代に生徒指導をする際に気を付けるポイントとして教わったものでした。
SNS等であげ足をとられることが多い中学校教員という仕事で、あの先生は許した、あの先生には注意されたなどの統一感のない指導はまさに命とりだったのでいつしか職員会議の際には必ず繰り返される言葉でした。
療育の分野では主に対応が違うことで子どもが混乱することがないよう、意識をしてもらうためにもスローガン的に口にするようにしています。
今回はとあるお子様の不適切な行動が出た際の対応を職員から相談されたことから始まりました。
もともとABAを療育にとりいれている為、お子様の行動の原因や理由を考え、注目欲求などと判断出来た際にはあえて反応をしないという行動を共通して行っているのですが、今回も他事業所や保護者様のお話を参考に、計画的無視・療育的無視を行っていました。
そうするとなんとかして反応させてやろうと思ったのか、職員への他害が始まりました。
そこからの対応を職員で討議し、腕2本分離れよう(手は届かないが、何かあったらすぐにヘルプが出来る距離)ということに決まりました。
その討議の後、すぐの利用日で早速変化がありました。
朝礼の際になんども周知していたので、どの職員も共通して同じ対応の為、自分の不適切な行動で、楽しく関わってくれた職員が離れてしまうということを感じたようで、自分の行動が不適切だと認識できている様子が見えてきました。
もちろんまだ完全には行動をなくせていませんが、変化の速さに再度共通認識、共通行動の大切さを感じることが出来ました。
【おしらせ】
武里教室では児童発達支援(未就学クラス)のお子様を募集しています。現在木曜、日曜以外の曜日で通所が可能になっております。
上記ブログの内容は放課後デイサービスでの活動ですが、一緒に活動することが多く、お兄さんお姉さんたちのお手本を見ながら過ごすことで成長出来る教室となっております。
ご興味がありましたらまずはご見学だけでもご連絡いただけますと幸いです。
それでは本日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
共通認識・共通行動の大切さ
教室の毎日
23/11/21 09:42