3月に入り、暖かい日が・・・とご挨拶したいところですが
まだまだ寒い日が続いていますね。
これから終業式・卒業式と節目の時期になります。
変わることが苦手なお子さんも多いのですが
不安な気持ちなどにもしっかり寄り添い
楽しい春が迎えられるよう支援したいと思います。
今回は「食べる」ことについてお話したいと思います
好き嫌い・・俗にいう「偏食」ですよね。
何かに混ぜて食べさせる・細かく刻む・・・などなど
いろんな方法を試されていることと思います。
私には、自閉症の息子がいます。
わが子も偏食大魔王でしたが、今ではほとんど好き嫌いなく
食べられています(食べ過ぎなほど・・・)
食べられるようになったきっかけは「学校の給食」です。
学校で、先生やお友達が美味しそうに物を食べるのを
目にして、どんどん口にできる食材が増えていきました。
自閉症傾向のあるお子さんは、「初めて」が苦手ですし
独特の感性で「食感」「匂い」「見た目」と苦手と感じることも
多くあります。
年齢を重ね、経験が増えることで知識の量も増えていきます。
皆さん、見たこともない料理を目の前に出されて食べられますか?
私は無理です。
でも、その料理を信頼している人や誰かが
「おいしい」と食べていたら…食べられませんか?
北風と太陽ですね。
まずは、食卓で「残しちゃダメ」「野菜食べなさい」と眉をしかめず
「このトマト、おいしいね」など、笑顔で美味しいを伝え
楽しい食卓を作ってみてくださいね。
教室の食育やお弁当の時間では、
パーテーションを置くなどの感染対策をしつつ
楽しい雰囲気で食事ができる環境を作っています。
こぱんはうすさくら春日部武里教室では、日常の行動すべてを
学びの場と捉え、支援することを心がけています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに
「食べる」こと
教室の毎日
24/03/07 13:58