こんにちは!
今日は、「触覚(しょっかく)」についてご紹介します💡これも、前回までにご紹介した「基礎感覚」の中の1つです。
「触覚」と聞くと、一般的な五感(視覚・味覚・聴覚・嗅覚・「触覚」)をイメージすることが多いと思われます✋
五感としての「識別系の機能」だけでなく、基礎感覚としての「原始的な機能」としての「触覚」についてもお話させてもらいますね。
原始的な機能としての「触覚」とは・・・
人類の祖先がまだ目も耳もなかった時代に使っていた機能が起源になります!
太古の生物は「触覚」からの情報で、周囲の状況を察知していました。エサと思われるものが近づいてくればそれに近付き手に入れる「取り込み行動」のスイッチが入り自分の天敵となるものだと判断すると「防衛行動」や「闘争行動」のスイッチを入れることで生き抜くことが出来ていました👊
この生き抜くための「原始的な機能」が今も人類に引き継がれている例として、新生児にみられる原始反射の一つ「吸てつ反射(口元に指などが近づくと口をあけて取り込もうとする反射)」があります。
「識別的な機能」としての触覚とは・・・
人類が進化する過程で作り上げられてきたもので「触れたものの素材や形、大きさ、位置などを弁別」したり「自分の身体のどの位置に触れられているかを感知」したりする機能です。
生まれたばかりのときは、原始的な機能としての「触覚」が生活する中で
手で触れたものを見たり👀、口で確かめたり😗と識別的な機能としての「触覚」としてたくさん使う中で、脳内の交通整理がされて原始的な機能は成長とともに見られなくなり、識別的な機能が大きくなっていきます。
では、成長のなかで「識別的な機能」が育たず「原始的な機能」が強く出てしまうとどうなるでしょうか?
次回は、触覚が働かないとどうなるのか?や、触覚を育む遊びについて段階を踏みながら詳しくお伝えしていきます😁
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触覚ってなに?
チャイルドウィッシュの療育
23/06/27 10:02