こんにちは☘️
今日は、前回から引き続き「触覚」が上手く働かないことで起こる困り感について、ご紹介します。
触覚は、危険から身を守ったり、触ったものが何かを認識したり、自分の身体の輪郭(ボディイメージ)の育ちに関わる感覚です☝🏻
(詳しく知りたい!という方や、もう一度振り返りたい!という方は前回の「触覚ってなに?」をご覧ください👀)
私たちが丸、三角、四角の違いが分かったり、リモコンやゲーム、携帯電話の操作したり、包丁で食材切ったりできるのは、この触覚がしっかりと働いてくれているからなのです。
そのため、上手く働かないと…
・痛みを感じにくく、怪我に気づきにくい
・極端に粘土遊びや砂遊びを嫌がる
・少し汚れたり、濡れたりすると気になって服を
脱いでしまう
・手先が不器用で、細かな道具操作が苦手
・図形や文字などを見て捉えることが苦手
・ママやパパから離れることへの不安が高い
・興奮しすぎてしまう
など、お家や学校で生活するなかで困り感につながることが多くみられます😵
これらは、触覚以外にも様々な要因が関連していることがほとんどですが、子どもたちはわざと触ることを嫌がったり、困らせるためにずっと公園から帰りたがらなかったりするわけではない場合も、十分考えられるのです☝🏻
また、触覚を感じやすいタイプと感じにくいタイプでは、アプローチが変わってきます。
お子様によっては、日によって感じやすいときと感じにくいときが混ざっていることもあります。
簡単にタイプ別に分けてお話していきますね🌱
触覚を感じやすいタイプのお子さんには
絶対に“ 無理強いしないこと” が大切です。
例えば、製作のときに使うのりや砂遊びなど手が汚れることが予測される場合は、拭くものを必ず用意しておいてあげましょう!また、圧をかけながら手や足を触ってあげることが大切です。あえて優しくそっと触れることは、かえってゾクゾクとした不安の気持ちにさせてしまう場合があります💦
触覚を感じにくいタイプのお子さんには
“ 圧がしっかりと入る遊び ” を取り入れることが大切です。
四つ這いや手のひらで粘土のお団子を押しつぶすなど、手足にしっかりと力が入る活動をたくさん取り入れてみると、自分がどのように身体を動かしているのかをイメージしやすくなります。
これらを踏まえ、触覚を育む遊びとして
・砂場遊び
・細かいパズルやブロック遊び
・シルクやベルベットの素材に触れる遊び
・粘土遊び
・ボールプール
・スライム作り
などが挙げられます。
これらの遊びは、触覚を刺激し発達させるだけでなく、楽しみながら学ぶことができるものです👏🏻
遊びを通じて触覚の発達を促進させることができますので、お子さんが興味を持つ遊びや、「やってみたい」「できた」という気持ちに寄り添える遊びを取り入れてみることが、何よりも大切な一歩になります😌
基礎感覚についてのご紹介は、今回で以上となりますが、次回はチャイルドの日常の様子、遊びの様子をご紹介します!基礎感覚の育み方やご家庭での遊びのヒントとなれば嬉しいです☘️
チャイルドでは、遊びを通して基礎感覚を育むことができるよう今回ご紹介した遊びも含め、一人ひとりの発達に合わせた支援を行っています♪
また、専門のスタッフに相談しながら、より具体的なアクティビティや方法を見つけていくこともできますよ🌼
ご質問等お気軽にお問い合わせ下さい♪
見学も随時受け付けております♪
触覚が上手に働かないと・・・
チャイルドウィッシュの療育
23/06/27 13:07