児童発達支援事業所
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多機能型通所支援事業所 リーノ

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集団場面でのあるある話し その1

教室の毎日
ある保育園で、実際にお見受けした様子についてお伝えしながらいろんなことを考えてみます。

未満児さんのクラスで見かけたある出来事。

落ち着きのなさが目立つ男の子でした。仮にA君とさせていただきます。

A君は、何か意に沿わないこと、上手くできないことがあると、どんな状況であれ大きな声をだして騒ぎます。

座っている椅子を前に移動できない!  お菓子の袋が開かない! その都度「あ~」と大きな声を出します。

様子を見ていると、必ず周りの大人の顔を見ながら声をだしていました。

さて、

朝の会の始まりに、先生がオルガンを弾いて歌をうたう場面です。

1曲目、「カエルの合唱」、2曲目「手を叩きましょう」。

2曲目になったとたん、「カエル、カエル」と大きな声をだして騒ぎだしました。

先生は無視をしています。そうすると、よけいに大きな声をだして騒ぎます。

ずっと騒いでいるので、2曲目が終わった後先生が「じゃあ、カエルの合唱をもう一度歌いましょう。」と言いました。

それを聞いてA君は黙りました。

後で先生にお話しを伺うと、何か意に沿わないと大きな声を出して自分の思いややりたいことを通そうとするとのことでした。

言葉の理解力はあり、全体指示を聞いて行動することができることもありるとのこと。




解釈と支援の方法の一つとしては、

見通しが効かないこと、思いがけないことについて切り替えができないのが特徴だから、曲の順番を視覚的に示して見通しをつけること!

このような支援も方法の一つとしてはあると思います。




注目すべき点は、大きな声をだしている時は、大人の顔を見ていること!!

注意獲得行動とも言います。

リーノでは、この点に注目をして行きます。

注意獲得行動は、対人関係での誤学習につながります。

「カエル、カエル」と大きな声をだした結果として、3曲目にもう一度「カエルの合唱を弾いてもらえた」。

このような分析をリーノでは行っていきます。

対人関係で生じた誤学習の修正!!

この観点で療育支援を実践しています。
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