授業内容についてレポートします。
今回行ったのは「2桁の引き算」です。
10の塊を意識し計算ができるように、数字ブロックを使って10は何と何の数字に分けられるかを答えるプリントを用意しました。
ブロックの操作が苦手な生徒さんには1~10マスのシートを作り、2つのシートを組み合わせて10になるように行います。
10までの計算がスムーズにできたら、次は10以上の計算です。
10から引く数をひき算し、それから残りの数を足すことで、最終的に暗算で計算が出来るように取り組みます。
計算を行う上で必要な数概念の形成
●数概念を育てる
「数字」と「指数字」と「音のイチ、二…」がマッチングできる。
●系列化
ブロックを順番に並べることができる。(小→大)
⇓ マッチングや系列化ができてから
●記号操作
「合成と分解、足し算」の学習を行います。
生徒さんによっては、計算は良くできても、具体物と結びついていないという方もいます。
10のブロックを操作することで、数概念の理解に繋がるように促します。
また、操作することは得意でも覚えることが苦手な生徒さんもいます。
10のブロックが視覚的なイメージの助けになる場合もありますが、頭の中で数唱することで、計算ができるという生徒さんもいます。
それぞれの生徒さんに合わせて、得意を活かして苦手を補う教材と伝え方、理解を促しやすい進め方を考え、エリテでは授業を行なっていきます。
授業の準備
教室の毎日
18/07/02 14:40