密かに子ども達が楽しみにしてしまっている避難訓練。火災、地震、不審者と総合的な訓練をしますが、子ども達は不審者訓練をとにかく楽しみにしている様子で次は誰が誘われるのかドキドキ待っています。
サングラスをかけた職員が不審者という設定で、言葉巧みに子どもたちを誘ったり、攫おうとします。
その時に大きな声で助けを求められるか、抵抗できるか、断れるかを目的に行っています。
相手が職員なのでサングラスをかけようが誘われたら付いて行ってしまうお友達もいますが、お友達を守ろうと不審者に対抗してくれる勇気あるお友達もいました。
「嫌だ！」「やめて！」「行かない！」「助けて！」など繰り返し行っていくことで声が出てきています。
お友達同士パンチして逃げようかと話し合ったり、こういう時はコンビニとかお店に入って警察に連絡してもらうと話していたり自分の考えを話してくれたお友達もいました。
「いかのおすしも」のお話をして、
・ついていかない
・知らない車に乗らない
・大声を出す
・すぐ逃げる
・知らせる
・戻らない
を復唱しています。
全ての避難訓練を終えたところでその中からランダムに訓練が選ばれます。警報音や非常ベルの音を聞いたり、外から不審者が入ってきた時に自分で判断をして動いてもらいます。職員の声掛けや誘導で動くお友達もいます。
今回は地震の避難訓練になりました。緊急地震速報の音を聞いて机の下に隠れ、揺れがおさまったところで職員の指示で速やかに外に出てヘルメットをかぶり林試の森公園まで避難しています。
その後戻ってから反省会をして終了しています。