本日、Aさんが利用されました。今日は車中で、宿題の話が出ました。内容は「宿題はこれから家でし、ガリレオではずっと遊ぶ。」とかなり切実に訴えかけていました。恐らく他の子が、宿題を全てするときもあれば、日によって家でするなどという時もあり、それを聞いているから言うのだと思います。しかし性格的に家では出来ないAさん。なので、今日は何とか説き伏せ、ガリレオで宿題をしました。宿題中、今日はいつもと違い、それほど嫌がる様子は無かったですが、女性スタッフにとても甘え、宿題のペースものんびりとしていました。途中、遊びがエスカレートしかけていたので、昨日製作した秋の仮面と秋の装飾を別のスタッフが見にまとい、「秋男!」と言う設定で、サプライズ登場しながら楽しい感じで宿題を進め、何とか頑張りましたが、その頃にはもう時間は17:00オーバー。しかし、配車を待つ少しの間もまだ公園に行き、靴飛ばしを存分に楽しんでから帰宅しました。自宅ではお母さんより嬉しいお知らせが…。今はお試しで、仲良し学級から普通級を体験中でしたが、来年度も普通級で行けそうだとのことでした。先生より、2年生からは学習も少し難しくなるので、その関係で、何かテキストをさせて欲しいとの話もあった様子。その上でガリレオでもテキストを用意できないかとの話でした。希望は国語の文章や穴埋め問題でしたが、これは非常に手厳しい。障害特性として、Aさんは、抽象的な表現、文章や、言葉がけでの理解や状況把握、空気を読む等そういったことが苦手で、無理に進めても集中できず、逆にストレスになるため、勉強嫌いになる可能性が…。しかし子を持つ親は誰しも障害の有無に関わらず、いつも子どもたちの為を思い一生懸命です。少し出来始めると、やはり期待も少しずつ膨らみます。
私たちも日々子どもの成長を第一に考え、見守っておりますが、ストレスにも大変過敏な子どもたち、その子どもたち一人ひとりの思いを大切に、さらにあせらず少しずつ成長を見守る気持ちも大切に日々支援して行きたいと思っております。これからも決してあせらず、子どもたち一人ひとりに寄り添い支援し、成長を見守っていきたいと思います。
秋深し、悩める子どもと「秋男」
教室の毎日
18/11/26 21:20