今日は冬の晴れ間を利用しての「住吉川散策」でした。日差しは心地よい暖かさを子供達の笑顔に恵んでいました。
さて、今日の一日ですが、施設内NO1の元気者A君は、学校の宿題は無くご家庭での課題カタカナ練習帳を準備して来所しました。何時もなら宿題さえやることを拒むA君は部屋に入るや否やプリントを始めました。残念なことに2枚を仕上げることが出来なかったのですがこの冬休みを利用してスモールステップで療育をしたいと思っています。
また、年長者のBさんは宿題も無く、散策出発に意欲的で出発から歩を進めるのが速く参加者を置き去りにしていくような感じでした。最後に来所C君は途中の公園で遊びたいと
言い出し指導員を困らせたようでした。「住吉川」到着後、暖かい日差しのせいか沢山の家族連れが川岸散歩を楽しまれている中、A君は水辺へと一目散。出発前に「鮎の俎上」について説明をしていましたので、「魚は何処にいる」と大声を発しながら鮎探しに懸命でした。
あまりにも集中し過ぎて川に入る始末。クツと靴下はずぶ濡れにならながら鮎を探していました。それに刺激されたC君も最後は裸足になり川へと入る様は、「子供は風の子」を
実感することが出来ました。また、Bさんは川草の間にいた鴨を見つけると「親子かな」
など、観察するところは流石上級生かなと思わされました。12時も過ぎ川岸で昼食を取りました。いつもお話していますが、ご家庭の心温まる弁当を見ると安心します。
そして、「ガリレオ」に帰所後、「ゆで卵」の実演会です。ある児童は「半熟卵がいい」
またある児童は「完熟卵がいい」と注文が多く指導員のDさんはテンヤワンヤでした。卵を使用しての「おやつ」が終わり、今日のメインである紙芝居の視覚・聴覚療育です。児童自身に見たい・聞きたい紙芝居を10種類の中から選ばせて、実施しましたがストーリーを知っている児童がこの先は「こうなる・ああなる」と水先案内をする始末でしたが、視覚からの刺激・聴覚からの刺激は大変大切だと思っていますのでこれからも続けて行きたいと思っています。今日は「クリスマスイブ」サンタクロースが児童全員に来ますように祈って今日は終わります。
今日の天気は快晴
教室の毎日
18/12/24 18:21