今日は1月17日 忘れることの出来ない阪神淡路大震災が起こった日です。
未曾有の被害があり、あれから24年が経ちました。その時に誕生された方が
24歳を迎えられ大人として今の日本を支えられています。
「ガリレオ」を利用している子供たちは、その被害の大きさを知ることが出来ません。しかし、神戸市・教育機関では忘却することが無いようにいろいろな形で将来に伝える取り組みをされています。その一つとして災害における避難訓練を実施し身の安全についての教育を行われています。私たち「ガリレオ」も避難訓練をしました。災害の詳細と今日の訓練について説明をしたところ、一人の児童が発言をしました。「俺のばあちゃん、地震で死んだ」
この一言が児童の胸に刺さり、少しふざけていた児童も真剣に耳を傾け、避難訓練は緊張した雰囲気の中で終了いたしました。療育は指導者だけが行うものではなく子ども達同士でも大人が出来ない部分での療育ができるのだと実感し
身を正す時間となりました。
さて、今日の療育の目的は「書道について北岡先生の※素晴らしい評価※花◎
を貰おう」でした。1年生のAくんは(犬・てぶくろ)を題材に10枚以上書き枚数が増えるごとに上達していくのが目に見えてわかりました。Bさんは書道は苦手と言っていましたが、これまた(希望を語る)の題材で躍動感溢れる書を描くことが出来。北岡先生も絶賛でした。Cくんは書道より漢字の習得が一番の課題です。来所後、「漢字はいやだ」と連発。指導員Mの巧みな言葉で
フラッシュ漢字をすることになり短時間の間に9級の漢字を覚えることができました。
個々に合った療育をモットーに行っていますが、切っ掛けが何かを探る事を忘れることなく療育を続けたいと思います。
避難訓練後は各々自由時間を過ごしましたが、日が暮れるのと同じように出発時間はすぐにやってきました。今日の一日を忘れることなく成長してくれることを祈っています。
阪神淡路大震災追悼の一日
教室の毎日
19/01/18 08:55