東日本、特に北海道ではマイナス30℃と神戸市では考えなれない気温ですが、この寒波の中にも子供達の元気に走り廻る光景が紹介されていました。
「ガリレオ」では、多くの児童が利用する予定でしたが、家庭で保護者との大切な時間を過ごしたいなどで、A君一名の利用となりました。何時もの休日では、施設内を走って廻ったり、隣の公園で近隣の子供達とボールゲームや鬼タッチなどで活発な時間を過ごしている姿があるのですが、指導員3人に対しA君一人だけの療育になりました。A君はどちらかと言うと運動より、室内での工作活動や読書を好む児童です。来所して先ずは「工作」レゴを使った自動車つくり、その後女性指導員と一緒に「裁縫」活動※車の車輪つけ、窓の縫いつけ等女の子顔負けの手先の器用さを見せていました。また、昼食前の時間を使い「人生ゲーム」で喜怒哀楽を表現していました。その後、昼食そして今日のメイン療育「カップケーキつくり」のスタートです。はじめは、作るのは嫌だと言っていたA君も女性指導員の巧みな療育指導で無我夢中に創りはじめ、指導員の手助けを拒否するくらいのめり込んでいました。レンジで加熱し徐々に膨らんでいく様に目を凝らして見ていました。食べるのは「少しでいい」と言っていた言葉と裏腹に出来上がった「カップケーキ」をペロリと完食しました。最近食が細くなり体重も減少していたA君も食べることの楽しさを感じてくれると今から徐々に回復すると期待しています。
療育は、興味・言葉・実践そして楽しさの中にあると信じています。
私達「ガリレオ」職員は先に述べた療育に対し全力を尽くします。
快晴の一日 食育も快晴
教室の毎日
19/02/10 18:00