「ガリレオ」の利用者が9名と施設いっぱいを利用しての療育活動でした。
今日の主療育は北岡先生の「前衛書道」です。字を書くことはその時の心を
表します。児童各々その時の心の動きが表現され療育に大変参考になっています。例えば、A君は最初の時期は落ち着きも無く、粗暴で言葉使いも非常に悪く職員の頭を悩ませていました。しかし、「書道療育」を受けることで心も大変安定し人への気配りも良く出来るようになりました。また、当初は字を枡内に書くことも出来ず大きさも疎らでした。しかし、最近はみるみる上達し最初とは比べものにならないくらい素晴らしい字を書くようになりました。それと同時に「心」の安定が顕著に見られるようになったと思います。
また、B君は初めたころ字を上手く書け無い時には、直ぐに涙しその場から立ち去ることが多く見られましたが、「書道療育」を続けることにより、気持ちも安定し上手く書けなくても「今、やれること」をしっかりし、「出来ない自分」を見つめ直し徐々にですが我慢できるようになったと思います。
学校下校時から何と無く体調が優れなかったCくんは体温を測と、なんと38度6分と高熱でしたので、急遽ご家庭に連絡を取り帰宅することになりました。多くの利用者をお預かりしているための処置ですが、何と無く寂しい気がしています。しかし、ご家庭との密な連絡を大切にすることでより早い回復が出来るのではないかと考えております。
最後になりましたが、今日利用した児童全員が書道を10枚程書きました。
当日の最高傑作を施設内に掲示しておりますので時間が許されるときにでも、見ていただければ幸いです。
今日は「北岡 瑞桐」先生の誕生日でした。おめでとうございます。
心落ち着く「書道療育」の日
教室の毎日
19/02/22 08:46