今日は「桃の節句」ひな祭りです。この日は女子の健やかな成長を祈る節句の年中行事の一つです。当施設「ガリレオ」には2名の女子児童が利用されていますので、「白玉だんご」を作りお祝いをしました。利用者全員が白玉だんご作りに参加しましたが、スタートから悪戦苦闘。指導者Aの無知から水の分量を間違え「白玉粉」がスープと化しました。
急いで、スーパーに買出し。それでも、スライム状態から脱することが出来ずそのまま沸騰したお湯に投入。何と「うどん」状態で浮き上がり「白玉だんご」には似ても似つかない状態でした。子ども達は、それでも自分達の手で作り上げた「白玉だんご」もどきを黄な粉に混ぜたり、イチゴジャムをかけたりして独特の風味に酔いしれていました。これも、
療育の大切な一つとして「やって見て分かる」事を実践できたのではないかと思います。
さて、今日のメイン療育は「そろばん」です。毎週水曜日に指導してくださる先生とは別に、月に2回程度日曜日を利用して指導していただいている「滝本先生ご夫妻」の日です。この日を利用日に指定され来所されるBくんは、人前に出ると、はにかんで保護者から離れることが出来ません。「滝本先生」はその児童に寄り添い基本から順番に教えて頂き、「繰上げ算」まで行く事ができるようになりました。また、Cくんは「そろばん」にあまり興味が無く「簡単な算数の足し算・引き算」は暗算でできるのですが、この児童も「繰り上げ」になると「拒否反応」を表わします。そのような児童にも、分かりやすく丁寧に
時間をかけて教えて頂き、終了前には「そろばん」を使って「繰上げ」で出来るようになりました。私達「ガリレオ」職員も時間を掛け今以上に寄り添う療育をしたいと思います。
もう一つの療育は、「自然観察」です。近隣の「岡本梅林公園」に満開の「梅」を観察し
昨今あまり感じることが出来ない四季を感じる療育が出来たのではないかと感じています。
3月3日 桃の節句
教室の毎日
19/03/03 18:27