あれからもう11年が経とうとしています。2011年3月11日。
東北を中心に襲ったマグニチュード9.1の大地震と大津波、それをきっかけにした原発事故。まさに未曽有の大災害。同盟国のアメリカ軍はその惨事に直ぐに反応。『operation TOMODACHI』(トモダチ作戦)として被災地の支援に向かいます。
ヘリコプタ-で支援物資を運ぶパイロットは、世界中で支援活動をした経験から、最初は低空飛行で物資を地上に落とそうとしました。
災害に見舞われた地域では、物資が届くと被災者たちで奪い合いが始まるのをたくさん見てきたのです。地上に降りたら略奪に巻き込まれる。物資を降ろしているパイロットを後ろから襲って奪い、パイロットが命を落とすこともあるそうです。
しかし、日本ではいずれの避難場所でもヘリコプタ-の着陸場所が確保され、仕訳を担当する代表者数人が静かに待っていたのです。「なんということ。フクシマには着陸できるぞ」すぐにすべての支援ヘリコプタ-に連絡し、各避難場所では同じように被災者が救援物資を理路整然と並べていたと言います。
トモダチ作戦に参加したアメリカ兵たちは一様に日本人の他人を思う気持ちに感動しました。『彼らは自分も辛いはずなのに、隣の人を優先してくれと言うんだ』
3.11は日本人の心にも大きな傷跡を残しましたが、世界に配信されるニュ-スの中には、こういう話もあったそうです。
今日のライズも『プリントチャレンジ』です。
それぞれ自分に応じたプリントを前に頭をひねります。えんぴつを持って机に向かう。一見地味なレク。でも、これが楽しみというお友達もいます。
なるほどなるほど。みんなの表情をみているとそれもわかります。笑顔で鉛筆を走らせるお友達。じっと一人で考えている人。隣の人と教え合っている姿も。
いろんな表情が見られる『プリントチャレンジ』です。
今日も楽しかったね。
マスク、手洗い。デイスタンス。そして消毒を忘れずに。明日も元気でライズで会いましょう。
(火)「プリントチャレンジ③」
教室の毎日
22/03/08 19:39