サッカ-のワールドカップが始まります。4年に一度の、W杯の中で一番歴史の有る大会です。日本代表を応援する話題が連日報道されています。しかし、今度のカタ-ル大会は、欧米諸国ではまた別の視点から注目されています。
2010年にカタ-ル大会の開催が決まってから同国では道路の拡張などのインフラ整備、スタジアム7個の建築もろもろで約40兆円とも言われる投資をし、アジア各国から10万人以上の労働者を募集しました。その彼らへの賃金の未払いが指摘されています。さらにパスポ-トを取り上げられ、50度を超える猛暑に中での長時間労働や劣悪な住環境の中での生活を強いられる生活の中で少なくとも6500人が死亡しているとも言われています。加えてカタ-ルでは同性愛を法的に認めておらず、LGBTQ+(性的少数者))への迫害が心配されています。
このような人権侵害と差別のある国での開催に欧米では連日批判の報道が後を絶たず、試合の全日程の放送を取りやめたテレビ局もあると聞きます。
『全ての差別を許さないというFIFAの信念に反している』としてイングランドを始め8か国のキャプテンが『差別反対』を意味する虹色の腕章を腕に試合に臨むとFIFAに対して訴えているそうです。
もちろん、政治とスポ-ツは分けて考えなくてはいけないし。アスリ-トは政治的意見を試合に持ちこむべきではありません。個人的にはサッカ-の祭典が楽しみですし日本代表の活躍を応援しています。
でも、このようなことが日本ではほとんど報道されていないのはどうしてだろう、なんて考えてしまいます。
今日は『11月の工作』です。11月も下旬に入り、楽しいクリスマスももうすぐ。
今月の工作は『クリスマスドーム』です。ツリ-や雪でクリスマスらしい飾り付け。一足先に楽しい気分。一所懸命作っているお友達の表情も、どこか緩んでニッコリです。
マスク、手洗い。デイスタンス。そして消毒を忘れずに。明日も元気でライズで会いましょう。
(日)「11月の工作」
教室の毎日
22/11/20 17:53