今思い出しても心が痛む数字が2つあります。9.11と3.11です。高層ビルに飛行機が突っ込んでいく光景はまるでスパイ映画の一場面を見ているようで背筋が凍るほどの衝撃を覚えました。
そして海沿いを走る道路に津波が押し寄せ走っている車を何台も押し流しているあの時のニュ-ス映像は、津波に次々と飲み込まれていく小さな車がどうしてもおもちゃに思えて頭がおかしくなりそうでした。東日本大震災。地震と津波と原発事故。高度に発達した文明国家日本で、眼前で起っていることに私たちはなすすべなく立ち止まっているだけでした。『〇〇市壊滅』『〇〇地区壊滅』と新聞に大きく書かれている文字の意味が直ぐには理解できませんでした。
あれから12年。あの年に産まれた子供が今年小学6年生になります。しかし3万人を超える方々が依然として避難生活を送っているといいます。『3.11』を単なる記号として風化させてしまうのではなく、近い将来必ず起こる大地震を抱える地域に住んでいる私たちにとって、その時に対する心構えと準備を再度総点検する日としたいものです。
今日は『カレ-ライス』の日です。久しぶりの調理レクにウキウキです。
それも作るのはみんなの好きなカレ-ライス。やってくるどの顔も嬉しそうにほころんでいるのも当然ですね。みんなで作ってみんなで食べるカレ-ライスはやっぱり格別です。そうだ。災害用の保存食にレトルトカレ-も追加しましょう。
コロナ禍により休止していた調理レクを再開いたします。感染予防と衛生対策を徹底してまいります。スタッフが補助しながら各児童が出来ることに取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。
(日)「カレ-ライスを作ろう」
教室の毎日
23/03/12 13:53