子どもの頃。堀のお彼岸のちょうど今の時期、母親たちとお墓参りに行っていました。
お供えするお花を持って祖父たちの眠るお寺へ。その裏側に広がっている墓地の一角に向かいます。火をつけたお線香とお花。『おじいちゃんはビールが好きだったし、甘いものが好きだったおばあちゃんにはおまんじゅうね』母親に言われてお供え物を持って行くのが私の役目でした。
お墓につくと墓石にお水をかけます。母親が墓石をきれいに掃除して、私がお供え物を置く前に墓石にお水をたっぷりかけます。『お墓の石には良くないみたいだけど、おじいちゃんたちが喜ぶからね』といってお水をかける母親の姿を見ていました。
仏教の教えでは亡くなった人が行く世界は6つあって、そのうちのひとつが『水の無い世界』ということです。だからいつも喉が渇いており、なのでお墓にお水をあげる、ということを知ったのはずっと大人になってからの事でした。
なかなかお墓参りから足が遠のいている昨今。しばらくぶりにご先祖様たちに会いに行こうと思います。
今日は『色すごろくをやろう』です。大きな色サイコロを振って、出た色のマスに進みます。元気にサイコロを転がして、元気にマスの上を歩きます。間違えずに進めたかな。ゴールにつけたかな。笑い声や歓声。大盛り上がりの訓練室でした。
マスク、手洗い。デイスタンス。そして消毒を忘れずに。明日も元気でライズで会いましょう。
(月)「色すごろくをやろう」
教室の毎日
23/03/20 17:36