『こちらはお客なのに。でも、これが普通の対応なのかも知れないな…』東南アジアのある国に旅行に行った友人のお話しです。
ビールとおつまみでも買おうと、夕刻の込み合っている時間に地元のスーパ-へ。商品を選んでレジの列に並ぶ。
しばらく並んでやっと自分の番に。少しでも早くして欲しいのに、レジの女性店員さんはこちらを待たせてカップに入った飲み物をストロ-で飲んで一息入れる。商品のバーコ-ドを読み取って早口で代金を請求。慣れない国の慣れない紙幣。どの紙幣がいくらの価値なのか一瞬のうちに判断できず戸惑っていると、店員さんは後ろに並んでいる人たちにウインク。そしてこちらに向かってジェスチャ-で財布から何枚か紙幣を出すように要求。その中から一枚を素早く抜き取ると、お釣りを渡しながら『サンキュ-』とそっけなく。
仕事中に飲み物を口にするなんて日本では考えられないしお札の抜き取り方もなんと雑な。その時は『こちらはお客なのに』どこか邪険に扱われたような気がして腹立たしかった。
でも。後で考えてみると、『私だってあなたと同じ人間。お客と店員という関係の前にね。だから少し待っていて。そう言っているように思えたし、私の相手をする前に並んでいる人たちにウインクしたのは『この人は時間がかかる。少し待っていて』という合図だったのだろう。お金の抜き取り方だって素早くはあったけれど、乱暴ではなかった…』
『私たち日本人は日頃「お客様は神様」なんて言葉を鵜呑みにして「買ってあげる」という偉そうな意識になっているのかも。あのレジの店員さんが私の前でしたように「お客と店員という関係の前に、私たちは同じ人間」という意識が私たちの国にも、もっとあった方がいい…』そういう土産話をしてくれました。
今日の第一は『チ-ズハムクラッカ-』を作ります。
子どもならみんな大好きのチ-ズにハム。それをこれも大好きなクラッカ-の上に乗せていきます。大好きな三重奏。美味しくないわけがありません。
ちょうどに切ったチ-ズとハムをクラッカ-に乗せます。美味しい期待でわくわく。緊張して手元が定まらないお友達も。それだけ楽しみなおやつです。自分で乗せたハムとチ-ズ。見ているだけで喉が鳴っちゃいます。さあ。ただきましょう。日直さん号令をお願いします。
第二は『バスと電車の博物館』にお出かけです。東急の宮崎台にあるこの施設はやはり子どもに大人気。こちらのお友達もうきうきです。
一般の人に混じって見学です。先生のお話しを守って上手に見学できたでしょうか。決まりを守りながら見学できると、なんだかとっても嬉しさがこみ上げてきます。楽しさってそういうところにあるのかも知れませんね。
こまめに手洗い。いつも消毒。そして距離も測りましょう。明日も元気でライズで会いましょう。
(土)「ハムチ-ズクラッカ-」&「バスと電車の博物館」
教室の毎日
24/06/29 17:40