ハロウィンの発祥は2000年以上も前。ヨーロッパの古代ケルト人が行っていたお祭りが起源だと言われています。古代ケルトでは11月1日が新年で、前日の10月31日から、秋の収穫物を集めた盛大なお祭りが開かれたと言う事です。また、この日には死後の世界との扉が開き先祖の霊が戻って来るとも信じられていたそうです。日本で言えば『おおみそか』と『秋祭り』そして『お盆』が一度に来るようなものだったんですね。

ハロウィンには先祖の霊だけでなく、悪魔やさまよえる魂なども死後の世界からやってきます。人々はそれらと同じ格好に仮装して仲間だと思わせ身を守りました。これら悪魔や悪霊の仮装やメイクは現在でも定番ですね。

19世紀にハロウィンは移民とともにアメリカ大陸へ渡ります。そして1950年代に流行したホラ－映画のドラキュラやフランケンシュタインといったモンスタ－たちが仮装に加わりました。現代では宗教色はほとんど薄れ、完全な娯楽イベントとしていろいろなキャラクタ－の仮装で楽しんでいます。

子どもたちがハロウィンでもらう（大人たちがあげる）お菓子には魔よけの意味が込められていると言う事です。悪霊が家の中に入り込まないようにお菓子を渡すことで帰ってもらうと言う風習なのだとか。日本の節分と似ているとも言えますね。

今日のライズは昨日に引き続きハッピ－ハロウィン、『ハロウィンパーティ-』の日です。思い思いの仮装をして来所してきたお友達はどの顔も笑顔満開。秋めいてきた季節に逆行するような熱気と活気いっぱいのお部屋の中です。

午前中は何人ずつかで暗闇を探検。あれれ。何かいるぞ。先生がモンスタ－に変身。Trick or　Treat（お菓子をくれなちゃいたずらしちゃうぞ）』って言ったらお菓子をくれました。みんなの必死（？）の笑顔が印象的です。

午後はハロウィンにちなんで『かぼちゃの蒸しパン』とマシュマロチョコクッキ－を作りました。生地をぐるぐるかき回して形を整えて冷やすと美味しそうなクッキ－。かぼちゃを生地に練り込んだ蒸しパンと中にかぼちゃを入れた蒸しパン。それにチョコペンでお顔を書いていきます。思い思いのハロウィン蒸しパンが出来ました。みんなで作ったおやつは美味しさ間違いなしです。楽しい一日でした。

こまめに手洗い。いつも消毒。そして距離も測りましょう。明日も元気でライズで会いましょう。