『終末時計が過去最短の89秒に更新された…』というニュ-スを先日目にしました。
終末時計とは、人類が作り出した脅威によって人類が滅亡するまでの残り時間を象徴的に示すもので、午前0時を滅亡の時としています。実物はシカゴ大学にあり、科学者や安全保障の専門家らの検討に基づき毎年公表されています。
第二次大戦終了後の1947年に『7分前』からスタ-トしたこの終末時計。針がいちばん戻ったのはアメリカとソビエト連邦(当時)による冷戦終結から2年後の1993年。滅亡17分前でした。それが2023年には90秒前まですすみ、今年はさらに1秒すすみ滅亡89秒前に。
主催しているアメリカの団体はその理由を、ロシアのウクライナ侵攻の本格化に加え頻繁に行われる北朝鮮のミサイル実験による核使用のリスクの高まり、そして人工知能(AI)が誤った情報を煽り混乱を引き起こすことと核兵器に応用される可能性、さらに世界の気温が過去最高を記録し温暖化による気候変動などをあげています。
単なる数字に過ぎないと気にも留めない人もいますが、人類への警告と捉える人もいます。しかし現実として、世界には地球を3回滅ぼすことが出来るだけの核兵器が配備されていると言います。また『産業革命時点の平均気温よりも1.5度の増加にとどめる』という目標を各国で決めましたが、昨年の平均気温は産業革命時点よりもすでに1.6度高くなっていることがわかりました。温暖化は人々が思っている以上に早いスピ-ドですすんでいます。
そのような中で私たち一人ひとりの意識と行動の変化が求められているのでしょう。
今日は第一は『感覚あそび』です。小麦粉で作った粘土で、冷たい感触や触っているとだんだん温かくなっていく様、掴んだり千切ったりする感覚を楽しみましょう。第二は『お買い物学習』です。子ども銀行の¥100を握りしめて買えるおやつを選びます。お釣りなく買えたかな。
こまめに手洗い。いつも消毒。そして距離も測りましょう。明日も元気でライズで会いましょう。
(月)「感覚あそび」&「お買い物学習」
教室の毎日
25/02/17 17:49
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