GWも終盤のこの時期、毎年街の和菓子屋さんに柏餅が並びます。子どもの日には家族みんなで柏餅を食べた記憶があります。あんこをお餅で包むこの和菓子を食べるのが子どもの日の楽しみになっていましたが『この葉っぱが邪魔だな…』なんて思っていました。
柏の葉を用いた柏餅。そもそもこれは江戸時代の徳川九代将軍家重から十代家治の頃に江戸(東京)で生まれたと言われています。武家政権のこの時代、大名家を始めとする武士たちは家督相続者不在、つまり跡を継ぐ子どもいないと領地を没収され家系が途絶えてしまいます。子どもがいないと生活が存続できないということです。
柏の葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちない、ということから「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起をかついだものとされています。縁起をかついで端午の節句(こどもの日)に柏餅を供えるという風習が生れたようです。江戸で生まれたこの文化は参勤交代(大名が一年おきに領地と江戸を行き来して生活する決り)で全国に行き渡ったと考えられています。美味しい柏餅は子どもにとって邪魔な柏の葉っぱにこそ意味があったのですね。
こどもの日のライズのレクは、第一は今日も横溝屋敷にお出かけです。毎年この時期には大空をたくさん泳いでいるこいのぼりを見に行きましょう。お空を気持ちよさそうに泳ぐこいのぼり。一般のお客様に混じってお行儀よく見学出来ました。
第二は調理レクです。今日のお昼ご飯を作りましょう。メニュ-は大好きなカレ-ライスです。みんなで協力して作ります。お部屋にいい匂いが漂ってくると、それが美味しいサイン。みんなの腹ペコタイマ-も鳴りだしました。冷めないうちにいただきましょう。
こまめに手洗い。いつも消毒。そして距離も測りましょう。明日も元気でライズで会いましょう。
(月)「横溝屋敷で鯉のぼり」&「カレ-ライス」
教室の毎日
25/05/05 16:50
