今月の集団療育は、「伝言ゲーム」を取り入れました。
よくある遊びですが、人間関係力を育てる為の“スキル遊び”と言われています。
子どもにとって楽しさが保てるような遊びを通して、人間関係の形式を覚える
ことを目的としています。
ねらいは、
「人の話の内容をよく聞きとることができる。」
「自分の言いたいことが伝えられる。」
です。
①先頭の子にだけ言葉を伝え、順番に並んだ子ども達が順々に言葉を伝えていきます。
②最後の子は、自分の聞いた言葉を職員に伝えて確認します。
『ばんばん』ではこれに加え、クラスや子ども達の発達段階に応じて、伝える
人数を増やしたり、言葉から指示へと内容を複雑にするなど調整していきます。
上手に伝えられる子もいれば、伝える言葉を忘れてしまう子、恥ずかしがって
次の人に伝えられない子、耳がくすぐったくなる子など、さまざまですが、楽しく
遊びながら経験を積むことができています。
人間関係力をつけるには、幼児期から小学校低学年までの人間関係が
とても大事と言われています。
これからも『ばんばん』では、職員の姿を通して人間関係のスキルを示すとともに、
子ども達がさまざまな人間関係で遊べる機会を提供していきたいと思います。
伝言ゲーム
集団療育
20/06/26 17:13