ちょっと気に入らないことがあっても、不機嫌になることが多いのですが、自閉症の特徴です。新しい事を教えようとすると、それだけで、不機嫌になって抵抗することが多いのですが、子供さんの気ままにしていても怒りやすさは治りません。気ままにしていては、本人の我が儘と相まって益々自分勝手になってしまいます。
そうかといって強引に進めては、かえって情緒が不安定になります。従って、本人の状態を見ながら、少しずつ新しいことにも、視野を広げていくこと、賢くしていくことが重要です。
特に時計の読み方を習得すると、「〜時で終わるよ」と言うと時計を見ながら自分で判断できるので、その時間まで頑張るとかできるようになります。学校でも、生徒が時計が読めるようになると、先生も大変楽になるようです。
新しいことをすることに激しい抵抗を示す自閉症児に実際に時計を読めるように指導することは、通常大変難しいようですが、実際に時計の読み方を習得してしまうと、本人のストレスも大きく軽減します。
時計が読めるようになりました。自閉症
教室の毎日
21/06/18 13:41
