こんにちは!LITALICOジュニア高槻教室スタッフです。
今回は、お子さまのことばを育むかかわり方について、【共同注意】に触れながらお届けしたいと思います♪
指差しをしたり、「あー、あー」と声を出したり、伝えたい!という気持ちは伝わるんだけど具体的な言葉にはなっていない…そのようなお子さまの発語(1語文)を育むために、どのようにかかわっていけばいいのでしょうか。
キーワードとなるのが、【共同注意】です。
共同注意とは、2人の人が同じ1つのモノを見ている状態のことです。
モノへの注意を共有しているので、共有注意と呼ばれることもあります。
1冊の絵本を一緒に見ている、1つのボールを転がしあうなど、お子さまとのかかわりの中で共同注意が発生している場面はたくさんあります!
これがなぜことばの発達に必要なのでしょうか?
それは、お子さまが興味を持っているモノに名前があることを教えてあげられるチャンスだからです!
共同注意を意識したかかわり方の例をいくつか挙げるのでご参照ください(^^)
①お子さまが指さしたモノの名前を言う(お魚だね、など)
②お子さまの遊びを実況中継する(ぐるぐる描けたね、積み木乗ったね、ボールころころ~、など)
③テレビを見ながら実況中継する(ダンスしてるね、変身したね!、など)
④お子さまの興味のありそうな絵本を一緒に見て名称を言う(車が好きなお子さまに働く車の絵本を見せて消防車、パトカー、と言う、など)
ポイントは、お子さまが今、何を見ているのかをキャッチして、見ているモノをことばにすることです。
お子さまと一緒に大人の方も楽しみながら、声掛けしていってくださいね。
次回は2語文でお話できているお子さまのことばをさらに育むかかわり方についてお伝えします!
こういうことも聞いてみたい!などありましたらお気軽にお声がけください!
【定期コラム】ことばを育むかかわり方①
その他のイベント
22/12/20 14:25