こんにちは!LITALICOジュニア高槻教室です。
今回は、お子さまの『姿勢』を改善する具体的なアプローチ方法について、シリーズでお伝えさせていただきます。
こんなことでお悩みではありませんか?
•背中が丸まった姿勢で、お絵描きなどの机上動作をしている。
•片肘を付いて、食事をしている。
•よく足をイスや机に上げて座っている。
•イスに座って、後方へ傾けたり戻したりとカタカタしている。
•机に突っ伏して過ごす事が多い。
お母さま、お父さまから、良い姿勢になるようにお伝えされて、その時は良い姿勢になっても長続きすることは難しいのではないでしょうか?
今シリーズでは、良い姿勢で座る事が難しい原因3つの紹介と、それぞれの具体的なアプローチ方法をご紹介する、計4回のシリーズでお伝えさせていただきます。
まず今回は、【良い姿勢で座る事が難しい原因3つ】についてです。
姿勢が崩れやすいのは体幹の筋力が不足していることが原因と、よく耳にされる事があると思いますが、実は就学前までのお子さまの筋力は、大きく差はないと言われています。
そのため、体幹の筋力トレーニングをすれば一概に姿勢が良くなるという訳ではないと考えられます。
ではなぜ姿勢が崩れやすくなってしまうのでしょうか?
原因として、3つ考えられます。
【①身体機能面】【②感覚面】【③環境面】
簡単にそれぞれの原因についてお伝えさせていただきます。
【①身体機能面】
•力のコントロールが難しい:座っている時にどれくらいの力を入れて良いか分からない。
•筋肉の柔軟性が低い:筋肉が伸びにくく、丸まった姿勢になりやすい。
•ボディイメージが完成できていない:自分の身体の部分(手や足など)がどこにあって、どう動かせるかが分かりにくい。
【②感覚面】
•感覚が鈍感:筋肉が今どれくらい伸びているのか、関節がどれくらい曲がっているかが分かりにくいため、より感覚を求めてイスをカタカタするなどよく動いてしまう。
•感覚が過敏:人より物音が大きく聞こえやすかったり、黒板などでどこを見たら良いか分かりにくかったりで、何に注目して良いかわからずキョロキョロしてしまう。
【③環境面】
イスや机の高さがあっておらず、丸まった姿勢になってしまう。
机の上で行っている課題があまり好きではない。
上記のような原因が考えられます。
今後、このような原因に対する具体的なアプローチ方法についてご提案させていただきますので、お楽しみにしてください。
【理学療法士コラム①】座る姿勢の改善する具体的なアプローチ
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23/09/27 15:08