こんにちは(^^)/深谷駅前教室です。
今回のテーマは、「叱らない療育?」・・・
と思ったのですが、その前になぜ叱っても効果がないのか?についてお話します。
前回のブログの続編なので、気になる方はぜひご覧ください。
このテーマでお伝えしたいことは・・・
結局、叱っても根本的には行動は改善されないということ。
行動を改善するための別の手立てを見つけることが必要です(*^^*)
ではさっそく、こんな保護者の方のお悩みをご紹介します。
「全然、言うことを聞いてくれない」
「話せば分かっていそうなのに、いつも同じことをやる」
・・・だから、つい叱ってしまうんです(._.)
ここがポイント☆
お子さんだけじゃない。行動の原理は自分にも働いています!
(行動の前)
「お片付けだよ」と言っても、お子さんが遊び続けている
↓
(行動)
「いいかげんにしなさい!」と大声で叱る
↓
(行動の後)
お子さんがお片付けを始める
よくある光景ですね。
叱ることで行動してくれるので、行動の後にはいいことが起こります。
もしくは、散らかったおもちゃがなくなるので、嫌なことがなくなります。
どちらも行動を増やす原理なので、私たちが叱る行動は通常であれば増え続けます( ..)φメモメモ
ちょっと待って!
行動が改善されているからいいんじゃないと思いませんか?
ここがポイント☆
行動が改善されたように見えるだけ!自発的な行動に変えましょう。
こんどは、お子さんの行動を分析します。
(行動の前)
「いいかげんにしなさい!」と大声で叱られる
↓
(行動)
叱られたので片付ける
↓
(行動の後)
叱られなくなる
お片付けをした後に叱られなくなるので、嫌なことがなくなります。
これも行動を増やす原理でしたね。
お片付けをする行動が増えたように見えますが、ここにも落とし穴があります。
それは、嫌なことから逃れるために、その行動をするからです。
行動の前には、必ず叱りがある状態。
これではいつまで経っても自発的な行動に結びつきません。
自発的な行動を促すには、行動の後にいいことを起こします。
単純なようで難しいですね(^-^;
次回こそ、「叱らない療育?」についてお話したいと思います。
叱っても効果がない?お子さんの行動の自発的な行動を促そう⭐
教室の毎日
20/12/18 19:37