こんにちは!!
先日
保護者の方から「パパ」は言えるのに「ママ」はなかなか出てこない…
と言う相談を受けることがありました。
「まま」「まんま」という音は唇を使う音なので一番最初に出る言葉
というイメージがあるのではないでしょうか?
「ま」の音や日本語の母音といわれる「あいうえお」の音は、
他の音に比べると出しやすいのが一般的です。
言葉の発達には順序がある程度決まっているのは皆さんもよく聞くお話ではないでしょうか。
それなのになぜ「ママ」と言えないのでしょうか・・・・・(・・?
駅前教室に来られるお子さんの中には「ま」や「あ」ではない音から練習をしたほうが声が出しやすいお子さんがいます!
「は~」とか「さ~」とか「かっ」という音は出るのに他の音はいまいちで…というお子さんたち。
この状態は、
専門用語を使うと「機能性構音障害」により、
有声音(「ま」「あ」行音など)よりも
無声音(「ぱ」「は」「か」「さ」「た」行)が出しやすい可能性が考えられます。
わかりやすく言うと、声を出す声門という場所が、
振動する音が有声音
振動しないのは無声音
で、お子さんによって出しやすい音が異なっているということです。
「パパ」が言えるお子さんは、有声音よりも無声音を出す方が得意だということになります。
なので、このお子さんに対して、発語トレーニングのステップのひとつ、音声模倣を行う時には
得意な音=無声音から練習を始めて、音声を模倣する行動を増やしていきます。
このような視点でのアセスメントも行いながら支援を行っています(^_-)-☆
深谷駅前教室では、
発語や発音、会話のご相談に対して、
発語する、会話する 行動に関する問題?
構音機能の問題?
お子さんはどこにつまずいているのかを、様々な資格を持ったスタッフが、様々な視点でアセスメントしながら支援を組み立てています👍
「パパ」は言えても「ママ」は言えない?!なぜ(?_?)
教室の毎日
24/10/07 20:05